「絡み合い」 | (株)AZOTH 代表 相澤謙市ブログ

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アゾット ダイバーシティ経営

東京から昨日戻った


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お世話にになった方々へのご挨拶回り


年末恒例の僕の仕事だ。


ホントはまだまだ色々な方を訪問したかったのだが


スケジュールが合わなかったのが心残りである。


今年を振り返り皆さんとの会話で、、、


色々な場面がよみがえる。


頭の中の「ここ」という場面をプリントアウトして口から出したいくらいだ。



今回ある社長との会話の中の


「糸へんの仕事は川上から川下までたくさんの人が絡み合っている」


「想いが絡み合っている」


「だからこの仕事がたまらなく好きなんだ」


この言葉が印象に残った。


我々アパレルは分業制で成り立っている


色々な人が色々な立場で商品に携わる。 絡み合う。


(絡み合いすぎてぐちゃぐちゃになり問題も出るが・・・・・・)


企画する人、デザインする人、生産する人、営業する人


たくさんの苦労が、おのずと商品にもしみ込む。


アパレルは普遍的ですごく魅力のあるビジネスなのだ。


だが、すべて自社で一気通貫でモノづくりからサービスまで行う


新しい仕組みの動きもある。


ファストファッションと呼ばれるのがそれである


自社一社ですべて行うため徹底したコストカットが出来る


そして計算されつくしたマーケティングと大量生産による低価格


次々と新しい商品が出てきてデザイン性も高くそして安い


すばらしい。


でもなぜだろうか、商品を手にした時に軽く感じる


自分の偏見もあるのか、何となく重さを感じないのだ。


コストを掛け高いから良い商品だとは思わないが、


コストではない何かが足りないような気がしてならない。


ビジネスである以上数字は大事である。


だが仕事は数字ではなく違う何かを追わなくては


ならないのではないだろうか・・・・・・。


ファストファッションと呼ばれるショップは


何処もたくさんの人で賑わっている


今は世の中がそれを求めているのだから間違いないのだろう。


自分達も、いま自分達に出来る最高の仕事をするだけだ。。。


今回も挨拶をして回りながら、、


皆さんが創意工夫してこの不況を乗り越えようとして


頑張っているのが分かった。


自分たちアゾットも何をすればいいのか知っている


来年の皆さんとの絡みが楽しみである。