芸能プロも頭を抱える!? タレントブログの“管理”問題


ブログなどを起点として、アイドルの不適切発言や熱愛スキャンダルが発覚することが珍しくなくなって久しい。


では、こうしたブログを、芸能プロはどう管理しているのだろうか?

「うちは、本人に任せています。書くのもアップするのも本人。リアルタイム性を大事にしたいから。社会的影響力の大きいタレントを抱える大手プロには、チェックした記事しかアップしないところもありますが、当然当たり障りのない記事ばかりになりますよね。とはいえうちも、著作権、肖像権、差別用語など、ひと通りは勉強させています」(中堅芸能プロマネージャー)

また、キスプリクラやデート画像の流出など、ネットからスキャンダルが拡大することも多いが、恋愛そのものを禁止にする事務所はほとんどない。

 「そもそも『恋愛するな』と言っても無理な話なので」(グラビア系芸能プロ社長)。それよりも、スキャンダルが発覚した際に瞬時に対応できるよう、恋人ができた場合には必ず報告するように言うのだとか。

中川翔子、若槻千夏、佐藤江梨子など、ブログ更新が重要な意味を持っているタレントも多いが、ネットが普及すればするほど「タレント管理」は難しさを増すようである。

アメバーニュース

http://news.ameba.jp/cyzo/2008/05/14137.html より一部引用してます。


元記事は、日刊サイゾー

http://www.cyzo.com/2008/05/post_581.html




タレントブログの運営会社側の管理



 近年注目を集めているタレントブログ。単なる日記だけでなく、結婚や休業といった重大発表をする場としての機能さえも担い、メディアとしての重要度は増す一方だが、そうなると避けて通れないのが、ブログ炎上問題だ。たとえばアイドルであれば、ブログの文章から恋人の影が見えただけでも炎上のきっかけになり、未成年の場合ならうっかり飲酒・喫煙を示唆する記述をしてしまうことで、炎上どころかタレント生命をも脅かすことにもなりかねない。そうした不測の事態に対して、ブログを運営する企業は、何か対策を講じているのだろうか?


 ココログ(ニフティ株式会社)は、「当社は有名人の方々のブログを管理するということは行っておらず、基本的にブログの運営は各自で行っていただいています」と、一般ユーザーと同じサポート体制であることをコメント。


 ヤプログ(GMOメディア株式会社)も「ブログの管理は芸能人ご本人様側にお任せしております」と回答。


 ライブドアブログ(株式会社ライブドア)は、柔軟な対応を行っているようだ。

「タレントブログの監視だけではなく、一般ユーザーのブログも含むサイト全般にかかわる業務という形になりますが、24時間365日体制で、社員、アルバイトを含める3交代制でサポートに当たっています。タレントの場合、要望があれば個別に担当編集者をつけ、たとえば、恋人へのメールなど私信を誤掲載してしまうなど、こちらで判断しかねるグレーなものを見つけた時にはタレント事務所に指示を仰ぎ、操作の代行を行う、ということはあります」(メディア事業部サポートグループマネージャー・高橋誠氏)


 現在約1300名ものタレントブログを有する「Ameba」(アメーバブログ、以下アメブロ/株式会社サイバーエージェント)。昨年からタレントブログを重点的に増やしてきたこともあり、全社的にかなり力を入れて、その運営管理に取り組んでいる模様だ。


 「タレントブログのサポートを専門に、社員と社外に委託している人員を含め、合計30人ほどの監視チームが24時間体制で管理に当たっています。明らかに誹謗中傷と思われるコメントを発見したら、即時に削除します。機械に頼らず、すべて目視で確認しているため、完璧に近いほど柔軟に対処することが可能です」(アメーバ事業本部・エンターテイメントディヴィジョン・ゼネラルマネージャー・藤井琢倫氏)


 ランキング上位の人気アイドルのブログには、日々3000件前後ものコメントが書き込まれるほどだが、それもすべて目視でチェックしているそうだ。また、タレント自身の記述で問題になりそうな個所を発見した場合は、タレント事務所に逐一連絡し、炎上を未然に防ぐシステムも万全であるとのことだ。


 「ブログというものの醍醐味は双方向性、タレントとファンの方とのコミュニケーションにあると考えています。ですから、炎上を防ぐためとはいえ、コメント欄を外すことはできるだけ避けたい。どれだけアクセス数の高い人気ブログが増えたとしても、サポート人員を増加させることで対処していきます。いずれは弊社のブログが日本一のタレントメディアになることを目指しています!」(同)

 タレントブログの増強により、PVの向上を目指すというアメブロは、タレントの意思を尊重しつつ、安全管理にも余念がない。


日刊サイゾー

http://www.cyzo.com/2008/01/post_284.html より、一部引用しています。