①これはうれしいですね

 週刊少年ジャンプ(集英社)作品のアニメ第1話を収録した「ジャンプスーパーHEROS スペシャルコレクションDVD」シリーズが誕生。本日5月25日、vol.1「熱血!! バトル★ヒーローズ 1」が発売された。vol.1「熱血!! バトル★ヒーローズ 1」には、「キン肉マン」「Dr.スランプ」「北斗の拳」「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」「SLAM DUNK」の第1話を完全収録。オープニング曲、エンディング曲、次回予告までが含まれている。また作品概要や声優キャストリスト、スタッフリストなど、当時の情報を掲載したブックレットも付属する。




 さらに「ジャンプスーパーHEROS スペシャルコレクションDVD」シリーズの発売を記念し、各作品のキャラクターがプリントされた缶バッジが合計1200名にプレゼントされる。応募にはアンケートハガキや外箱パッケージに印刷される応募券が必要。詳細は特設サイトにて確認を。なおニコニコ動画では、「キン肉マン」や「北斗の拳」「荒野の少年イサム」などで主役を務めた声優・神谷明が当時の思い出や制作秘話を語る番組「神谷さんのバー」を公開中だ。



「ジャンプスーパーHEROS スペシャルコレクションDVD」シリーズ

vol.1 熱血!!バトル★ヒーローズ 1

5月25日発売、価格1200円収録作品:「キン肉マン」「Dr.スランプ アラレちゃん」「北斗の拳」「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」「SLAM DUNK」



vol.2 熱血!!バトル★ヒーローズ 2

7月20日発売予定 予価1200円収録作品:「リングにかけろ1」「夢戦士ウイングマン」「銀牙 -流れ星 銀-」「魁!!男塾」「ドラゴンボールZ」「幽☆遊☆白書」



vol.3 感動!!レジェンド★ヒーローズ

8月24日発売予定 予価1200円収録作品:「ど根性ガエル」「侍ジャイアンツ」「荒野の少年イサム」「キャプテン」「スペース・コブラ」「キャッツ・アイ」



vol.4 興奮!!ミラクル★ヒーローズ

10月26日発売予定 予価1200円収録作品:「ストップ!!ひばりくん!」「HARELUYA II BØY」「NINKŪ-忍空-」「地獄先生ぬ~べ~」「仙界伝封神演義」「ドラゴンボールGT」



vol.5 興奮!!ミラクル★ヒーローズ

12月21日発売予定 予価1200円収録作品:「ハイスクール!奇面組」「きまぐれオレンジ★ロード」「燃える!お兄さん」「まじかる☆タルるートくん」「とっても!ラッキーマン」「みどりのマキバオー」




 これ楽しみですね。ジャンプ世代だった私にとってはうれしいDVDだと思います。このDVDは、是非ジャンプ黄金時代を知らない平成生まれの人に観て欲しいと思います。今のジャンプ作品は、上記のDVD作品と比較するとパワーダウンは否めないし、深夜アニメも多数あります。だから、ジャンプの一番面白かった頃の作品を見てほしい。いかにジャンプ作品がレベルが高くて、他の週刊漫画雑誌の追従を許しませんでした。女性ファンに人気のあるジャンプですが、男臭い作品も楽しんでみては?




②ハーレムアニメの歴史を振り返る

 なにも努力しなくても、次々と美少女が現れ、ハーレム状態に。しかも、「あいつら全員俺のことが好きでたまらないらしい」という。そんな夢のような展開の「ハーレムアニメ」は昔からアニメの定番設定として人気だ。1980年代のラブコメ漫画から発展し、近年では多数のアニメが放映されている。作品の歴史を振り返り、その描かれ方の変遷をみていこう。 80年代から90年代にかけては、多くのラブコメ漫画が登場し、現在のハーレムアニメの起源となった。



 『うる星やつら』(1981年)、『らんま1/2』(1989年)、『天地無用!』(1992年)、『ああっ女神さまっ』(1993年)などの大ヒット作が続々と登場した。当時はハーレム要素が少なめで、複数人の女性キャラが主人公に好意を持って接近してきたり、家に転がりこんできたりすることで騒動が起きる、というラブコメ色が強かった。 そして、2000年代に入ると、いわゆる学園ものが多数登場した。『魔法先生ネギま!』(2005年)、『To LOVEる-とらぶる-』(2008年)、『ハヤテのごとく!』(2007年)、『さよなら絶望先生』(2007年)などが代表的だ。ラブコメ要素も豊富だが、主人公をとりあう女同士のバトルなど、よりハーレム要素は強まってきている。いずれも週刊少年誌に連載中だった作品が原作だ。




 一方で、2000年代後半には週刊少年誌では掲載できないような、セクシーな作品が掲載されている青年誌系漫画が原作の作品が増えた。『セキレイ~Pure Engagement~』(2008年)、『そらのおとしもの』(2009年)、『聖痕のクェイサー』(2010年)などは、通称「おっぱいアニメ」とも呼ばれ、画面上に謎の光の線や、不自然に濃い湯気が発生し、“大事なところ”が隠された状態で放送された。




 もちろん、「おっぱいアニメ」だけが最近のハーレムアニメのすべてではない。5人の美女操縦士に囲まれる主人公を描いた『IS〈インフィニット・ストラトス〉』(2011年)では、ロボットアニメとしてのクオリティも高く、視聴者を驚かせた。『僕は友達が少ない』(2011年)は学園ものでありながら、友達がひとりもいない主人公をテーマにしたユニークな青春ラブコメ。ちなみに、これらはすべてライトノベルが原作。 一言で「ハーレムアニメ」といっても、美少女キャラが多数登場するという点は共通だが、ラブコメ、セクシー、SFと様々なバリエーションがある。美少女を堪能しつつ、様々な作品を味わってみてはいかがだろうか。




R25より