美琴達4人は、ファミレスに集まって周りを暗くして雰囲気を作り都市伝説話をしていた。涙子が紹介したのは、道を男性に聞いた後いきなり服を脱ぎだす脱ぎ女だった。しかし普通に脱いだだけの話だと気付き、美琴は全然怖くない馬鹿馬鹿しい話にあきれ返った。「実際遭遇したら怖くないですか?恐怖脱ぎ女ってね。」否定されても実際には恐怖するのではないかと主張する涙子。しかし美琴は変質者に過ぎないと答えるだけだった。「じゃあこんなのはどうですか?風力発電のプロペラが逆回転する時、街に異変が起きる。午後4時44分に学区を跨いではいけない。幻の虚数学区に迷い込む。使うだけで能力が上がるレベルアッパー!」ネット上に掲載されている都市伝説の情報を紹介する飾利と類子。「そんなくだらないサイト見るのはやめなさいな。」「大体ここは天下の学園都市。都市伝説なんて非科学的な話なんて・・・・」常磐台の2人は、くだらないありえないと全面否定した。



 「どんな能力も効かない能力を持つ男とか?学園都市ならでわって感じじゃないですか。」本当の事が都市伝説として紹介されている。涙子が紹介した噂は、黒子は馬鹿にしてありえないと断言した。「本当にいるなら戦ってみたいわね。」わざとらしく笑ってその場は誤魔化したが、美琴は1人になって立ち寄ったコンビニで都市伝説の手に取った。いつもいがみあっている少年上条当麻の存在を思い起こさせたからだ。その出会いは夜不良達から絡まれていた時だった。「声を掛けてくるなんて馬鹿な連中ね。別に街行く彼らが薄情というわけではない。実際割って入っても何も出来ないし、誰だって自分が可愛いしそれが普通。見ず知らずの人間を助けようとしたらそいつはただの馬鹿か・・・・」人間は自分を守るから、困っている他人を助けることは馬鹿かよほどのお人好し。そう卑屈に考えていた美琴の所に、知り合いの振りをした当麻がやって来た。



 そんな少年の態度に対し「めんどくさい」と一言洩らす。不良達が因縁を付けて来た状況に「しゃーねえなあ。恥ずかしくねえのかよお前ら!こんな大勢で女の子囲んで。それにこいつまだガキじゃねえか?さっき見ただろ年上に敬意を払わないがさつな態度。まだ反抗期も抜けてねえんだぞ。そんなお前らむか付くんだよ。」こんなお嬢様な姿をしているだけのガキだから、取り囲んで恥ずかしくないのか。当麻は正義感全開で説教した。「ムカつくのはお前だ!」一番ムカついたのは、言いたい放題言って来た当麻だと美琴は怒り電撃を放射。不良達は一網打尽にされたが、当麻は能力を打ち消す幻想殺し(イマジンブレーカー)で攻撃を無効化した。「まさか本当に都市伝説通りなの?いやありえないあたしが本気を出せばあんな奴なんて。」実際に出会った当麻が、能力を消す能力を持つ都市伝説そのものではない。美琴は必死に自分の中で否定した。そこに駐車場の場所を忘れた女性木山春生を助けようとする当麻がいた。(本当の主人公がいましたけど、禁書目録よりも超電磁砲に出て来た方が面白い。1人だけ異質なキャラが出ている感じが個人的にはいいです。美琴といがみ合う理由も判りましたし、彼の登場がこのアニメを更に面白くさせます。黒子と飾利と涙子との絡みもどうなりますか?)