麻雀はわからず中々内容が理解出来ませんでした。それでも専門用語に余り触れないよう頑張って書いて行こうと思い、個人戦が始まった今日から再開します。団体戦は大将咲が、衣を超える超絶的なテクニックを用い振り込ませ奇跡的な大逆転優勝を遂げた。そしてもう1つの戦い3人の県代表を決める個人戦が開始されようとした。優勝の立役者咲は、当日はいつものボーとしたような態度で会場入り。「あれみんなどこに・・・・・?」団体戦に参加出来ない高校の選手も参加可能で、人が昨日にも増して多い会場で部員達とはぐれた。「咲ちゃんまたはぐれるからこっち来るじぇ。」優希に声を掛けられ何とか合流。



 すると久から個人戦注意事項が説明された。「全国に行けるの3人だけ。同じ学校の仲間と戦う事になるかもしれない。勝っても負けても悔いのないよう全力で戦いましょう。」清澄の部員同士の潰しあいもありえる。それでも全力を尽くしてお互い戦おうという意志も込められていた。「そうだみんな一緒に行けないんだ。」仲良く行きたいが、出来ない事情を咲も理解し、それぞれ南北に振り分けられた20会場を回り持ち点の多い参加者が、翌日の本選の出場権を獲得するサバイバルゲームが開始された。



 サバイバルゲームは、まさかのタコスオンステージでした。長期戦は駄目なんですけど、一発勝負はお手の物。まさにボルトのスタートダッシュが如く他を圧倒して20回戦ってダントツのトップです。ラストのインタビューも完全な上から目線。まあ叩き潰されるのが関の山ですけど。一方でオリジナルストーリーになって、また興味深いキャラが登場しました。バンブーブレードでも鈴木凛ちゃんやキャシーが、物語を盛り上げ非常に面白くなったかのように、今回のキャラも個人戦ならではの実力者という事で、参加しない衣に替わって物語を熱くさせてくれそうです。まあルルはあっさり敗退。またタコス補給係になっちゃいましたけど。



 他の対局も興味深かったです。特に鶴賀学園の初心者佳織が、あの自信家透華と激突。3つ・3つ・3つの念仏が効いたのかまさかの国士無双が炸裂。素人は打ち筋が読めないからわからずに振り込んでしまう典型。これは弘法も筆の誤りというのがぴったりでした。さらに意外だったのは、咲が意外と調子が上がってこない事。あの娘はあまり勝負には向いていない感じがします。ただ何かモチベーションを持って頑張ると、とんでもない能力を発揮する。そんな感じなのでしょう。このアニメは個人個人の思いやバックボーンを丁寧に描いているのが好きです。



 そして迎えた今回のメインイベント3年越しの対決です。偶然のバッティングだったのですけど竹井久と風越女子福路美穂子の対決です。美穂子の中では未だ「上埜久」の影付きまとっている。だから「上埜さん」と呼んでいるのだと思っていました。その呪縛が対局を通じて解け始め、ギアス解放によってようやく久が思い出す。念願かなってようやくちゃんと口を聞けるようになりましたけど、ここからは百合フラグが立ってますね。ちなみに「百合」は化物語で第7話プレゼントキーワードになってます。もう市民権を得ていますね。


 久「そういえばあなた名前を聞いていなかったわね。」

 美「はい、私は福路美穂子です。あなたは上埜さんですよね?」

 久「違うわ。私は久って呼べばいいわ。私はあなたを美穂子って呼ぶから。」

 美(えっ久って良いのかしら?私はただ仲良くなりたいって思っていたのに)

   「わかったわ。宜しくね久!」

 久「美穂子、あなたの眼を見て思い出したけど、ちょっと気になるのよね。」

  「あなた恋をしているような熱いまなざしを感じるのよ。」


 ここからはエロ展開になりますので、まあ他の百合小説のプロに任せますが、この2人以外ににも百合ネタは溢れるほどある麻雀物語ですから、冬コミに注目ですね。