急速な経済発展を遂げる国中国。その象徴といえる都市上海には、銃を構える少女がいたその名はカナン。対テロリスト組織の以来を受け、国際的武装集団「蛇」と対抗する日々を過ごしていた。実はカナンは、蛇の女ボスアルファルドとは旧知の仲。かつては共に戦っていたが、現在は袂を分かち南アジアに潜んでいる。今日も逃げるを男を一発で仕留めても、何食わぬ顔でライフルを片付け立ち去って行った。(うーんもう少し説明が必要かな。スネークの言葉は誰に対して向けられているかはわかるんだけど、その前提条件が紹介されていない。最近の用語で言うなら説明責任を果たしていない。なぜカナンは殺し屋をしているのか?ホームページにあえて誘導するなら分かるけど、それはキチンを説明しないと理解できないです。)



 その頃日本から1組の男女が、上海行きの飛行機に搭乗していた。男性はフリーライターの御法川実。3流ゴシップ雑誌「ヘブン出版」社長の依頼で、上海のコスプレバーについての取材をすべく飛行機の中で原稿を書いていた。「くだらん!見事にくだらん!上海に出向く価値があるのか?しかも同行カメラマンがお前とはなあ。」引き受けた仕事内容に愚痴をこぼす実。隣に座る同行者で新人女性カメラマン大沢マリアの腕を信用していない。「私の写真に対する思いを買ってくださったんだと思います。私この世界には誰もが見えてないものが一杯あると思うんです。見えないものなんて無いけど、この目でそれを見てしまうのは痛すぎるしつらいから。だから目を逸らしている。写真は誰からの目を借りる事が出来るんです。」現実には見たくない物を映し出す写真を撮りたい。マリアの写真に対する情熱は高尚だが、実は鼻にもかけず3つ目の目を悪戯半分に額に描いて茶化した。すると対テロ国際会議に出席する人物が、上海に到着したニュースを見ると表情は一変。「3流ゴシップ記者でくすぶってられるか。上海で一発デカイ特ダネ掴んでやる。」本来の仕事より特ダネを掴もうという実の野心が芽生えた。(この2人がカナンに関係してくるのは明白。上海が現状の物語の中心です。しかもマリアとカナンはかつて出会った事がある。繋がりが明らかになって来ました上海では被りものを被った男の1人が悪戯されて脱がされた。素顔を晒した男は、突如いきなり苦しみ出し狂ったように暴れました。これが最初の予兆であると思いましたが、何も説明がありません。ここは説明してくれないと。)



 自宅に戻ったカナンは、蛇と敵対する組織に属し攻撃を依頼する女性夏目が待っていた。「無駄に発砲しましたね?カラチ近郊の漁港でアルファルドが、CIAに拘束されたという情報が。蛇にはCIAとの内通者がいたので、既に処理されたかもしれません。」カナンの行動に注意し、アルファルドがCIAに拘束された情報を伝えた夏目。新たな仕事として蛇に襲撃された車の登場人物の保護と組織による狙撃主の拘束を手伝うよう求めた。それに対しカナンは、アルファルドはまた戻って来ると推測。与えられた仕事へと出発した。その頃上海では街中が祭りムード一色となり盛り上がりを見せていた。巨大な竜が街を闊歩し「うああ凄い凄い。」「大した祭りだなあ。」上海に到着した実とマリアは、スケールの大きさに圧倒された。(また新たな人物が登場しました。上海のコスプレバーの店主サンタナと働いている美女ハッコーです。彼ら目的は何なのか?まだ人間関係が点なので、つながりがわかりません。まあ今回はイントロダクション的内容なので、この辺はクリアにしておかないと駄目ですね。)


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