資料室の有紀寧を訪れた朋也達の前に、怪我をした須藤が入って来た。対立するグループのメンバーと喧嘩をして逃げて来た須藤。他のメンバーに迷惑掛けまいと1人で行動すべく最後に有紀寧会いに来た。それに対して逃げても解決にならず、ちゃんと謝る事が大切で上手く行くおまじないを教えた有紀寧。事情を聞いた朋也達は、須藤から怪我の介抱をしてくれる姉貴的存在だと教えられた。その時須藤を追って来た男が資料室に入り込み、迷惑を掛けまいと表で決着を付けようと須藤と男は出て行った。



 帰り道自分の兄和人がリーターのグループ。川を挟んだもう1つの対立するグループ。2つのグループの対立が激しい事を教えた有紀寧。争いを避けようとしており、怪我をした両グループのメンバー分け隔てなく介抱していた。すると姉を返すよう有紀寧に要求して来た少年勇が、突然姿を現した。姉は親と喧嘩して和人のグループに入った。だから何とかして戻ってもらおうと考えた勇。和人と有紀寧の存在を知ったが、和人の顔が分からず妹の有紀寧なら居場所を知っていると思ったのだ。



 ただ姉の年齢が21歳だと知ると「姉は自立したのだから甘えちゃいけない。離れていても絆は結ばれている。」と陽平が言い聞かせた。らしくないまともな事を言い、精神的成長を感じた

朋也と渚。それでも姉の居場所が知らないと不安だと考え、友人に尋ねてみると約束した有紀寧。最初は警戒感を持っていた勇も、徐々に心を許し言葉を信じ待つ事にした。翌日自分が宮沢和人だと名乗った陽平を慕い、学校を休んで光坂高校にやって来た勇。格好良いと思った反面教師という四字熟語を体現する陽平の姿を目の当たりすると、放課後姉が仲間達が切り盛りする店にいる情報が入った。



 早速朋也達は店に行くと、容姿は怖いがフレンドリーに接する田嶋達が姿を現した。そこには

勇の姉の姿もあり、2人は久し振りの対面を果たした。ただ1人陽平だけは、以前シメられた田嶋に誤解され和人の名を語った事がバレ、他のメンバーに目をつけられ散々な目に遭った。しかし勇の姉の説得もあり許され、その後は気に入られ恐怖を感じながらもフレンドリーな対応を受けた。彼らはリーダーである和人を尊敬の念を抱き、妹の有紀寧に優しく決している。だから道理を外した事をしないのだ。



 しかし朋也達は帰り道、決して顔を見せない和人が金髪だという情報を掴み、陽平をマークしていた対立グループのメンバーから襲撃を受けた。顔が分からないから金髪というキーワードだけで判断しており、自分は違うと主張する陽平を無視。更に有紀寧の必死の説得も実らず、逃げる陽平達を追い掛けたメンバー。その時トンネルの中で、見回りをしていた智代。メンバーをまとめてぶっ倒し、思わぬ所で朋也達と出会った。和人を巡って両グループの対立が、激化の一途を辿ろうとした。



 翌日資料室にいる有記寧を訪ねた朋也と渚。「失礼しました。昨夜よく眠れなくて!」欠伸をする所を見られ、昨夜よく寝られなかった事を告白した有記寧。「眠れるおまじないは無いんですか?」眠れるおまじないがあるか尋ねた渚。本には膝枕をしてもらう事が、効果的だと書かれてあり納得の表情。「私良い事思い付きました。お兄さんの代わりに朋也君が、ひざまくらをしてあげるというのはどうでしょう?」子供の頃和人にして貰った膝枕を、朋也にやってもらえば良いと

提案した渚。「すいませんじゃあご好意に甘えて。」渚の計らいに答え、朋也に膝枕になって貰い横になった有記寧。すぐに眠りにつき、兄の名を寝言で言った。(違うな間違っているぞ陽平

アットホームとは家庭にいるような雰囲気の事だ。朋也と有記寧の様子は、ある意味ではいちゃ

いちゃしてるって事だぞ。)



 「ゆき姉!向こうの奴等和人さんが、退院したと思ってやがる。あいつらびびってやがるんだ。

宮沢和人が退院して来た以上、もう勝ち目はねえってな。それでやけになって攻め込んできやがったのさ。」再び負傷した須藤が資料室に飛び込んで来た。金髪の陽平とトンネルの中での

智代の攻撃。それが和人が退院したと勘違いさせ、負ける前に攻めて来た事実を告げた。「宮沢昨日の件だが?そうかちょうどいいタイミングだったか。」須藤の姿を目撃した智代。改めて

事情について陽平の部屋で話し合いが始まった。(和人は強い!陽平もいたし、智代に蹴り飛ばされたから戻って来たと思っても仕方ない。勇が怖がるほどの智代ってやっぱオーラあるな。)



 「また厄介な事に巻き込まれたな。宮沢和人という名は知っているぞ。昔私が不良どもといざこざを起こした頃に噂を聞いたんだ。私に正面から立ち向かえるのは、宮沢和人ぐらいだろうと。

今回の事は一応お咎めなしにしておこう。ただ先日他校の生徒会役員と話す機会があったんだ。この街には喧嘩沙汰が多い。遅かれ早かれ警察が出て来るのは確実だそうだ。」和人の名前は智代も知っているほど有名。しかも喧嘩の実力は、男を問題にしなかったほどの智代とがチンコで戦えるほど。事情は理解したものの、喧嘩が続けば警察沙汰になり両グループが共倒れに警告した。しかしやられた田島達は血気盛ん。「これから殴りこみに行こうぜ!」怪我も癒えぬ間に逆襲を決意していた。「宮沢お前の兄さんの退院はいつ頃なんだ?和人さんなら喧嘩を静める事が出来るんですよね?」争いを鎮める頼りの綱は和人だと思った朋也と渚。



 「あちらの方達に話をしてきます。」質問には答えず、たった1人で店を出た有記寧。「お前達は

ここにいろ。」渚達を置いて後を追った朋也。なぜ和人が現状を知らないのか疑問に思っていた。「私は向こうの方達とも顔見知りですし、集まるお店もよく知ってます。」問い詰められても兄の事を触れず、自分で解決しようとした有記寧。対立グループが集まる店に行き、リーダーの佐々木に事情を説明した。(有記寧は何で和人の存在を口にしないのか?もしかして同一人物を演じているのか?智代と互角なら圧倒的に強いし、騒動を静められるはずなのに。)



 「話はわかった。このままじゃどっちも潰れちまうって事なんだな。」状況を理解した佐々木。ただ他のメンバー達は、和人が戻りやられたので引っ込みが付かず、どうしても決着をつけないと納得する様子はなかった。「それは誤解で・・・」必死に誤解だと主張した有紀寧。「何が誤解だ?俺はあいつに蹴り飛ばされたんだ。」和人にやられたと思っているメンバー。朋也が智代の存在を明かそうとしたが、それを有紀寧が止めた。「戦争だ!こうなったら潰し合いだ!」今までなら言う事を聞いていたメンバー達の怒りは頂点に達しており、収集が付かない所まで事態は

悪化した。「静かにしろって、言ってんだろうが!お客さんに対して失礼だろ。有紀寧さん俺もあんたに怪我の手当てをしてもらった事がある。だがなこっちもこのままなら収まりがつかねえ。

そこで大将同士のタイマン勝負ってのはどうだあんたの兄さんと俺が勝負するのさ!負けたら勝った方の下に付く!」有紀寧に対する恩を感じながら、決着を付けようと考えた佐々木。妥協策として和人とのタイマン勝負を提案した。(佐々木は有紀寧にほれてますね。だけど男として

まとめるリーダーとして仲間の恨みも受け止めている。ギリギリの妥協策だけど、殆どの人間が

傷付かない事を考えれば仕方ないです!)



 結局独断で佐々木の申し出を承諾した有紀寧。「すいませんあの場はそうするしか。」勝手に決められ不平を洩らす田嶋に謝罪した。「だが和人さんは出られねえ。誰か代理を出すしかない。」入院中の和人を引っ張り出す訳にはいかない。代理で戦う人間を立てる必要性を主張した

須藤。「あのさ向こうは、春原のお兄ちゃんが宮沢和人さんだって思ってるんだよね。兄ちゃん自慢してたじゃん!敵の不良を4人まとめてぶっ倒したって。」陽平のでたらめな言葉を鵜呑みにしてしまった勇。相手の思い込みと強さを信じ代表として出るべきだと言った。「そいつはすげえ!

4人もぶっ倒したって?人は見かけによらないね。」勇の言葉を聞いて、陽平を代表者として担ぎ出そうとした田嶋達。結局後に引けなくなり、翌日の夕方河原でのタイマン勝負に挑む事に

なってしまった。(皆が仲良く出来ない。1人1人はいい奴かもしれないけど、どうしてもトップに立ちたい思いが強ければ対立してしまう。そんな状況を止めて、街の人全員の幸せを望む有紀寧の願う姿はいつも以上に神妙でした。やっぱり和人がいないと収まらないなあ。)



 約束の時間が来た。和人の代役になった陽平は、極度の緊張感に襲われた。「春原さん今のうちにお腹一杯にしておいたらどうですか?うちのお母さんからの差し入れです。」佐々木が到着していなかったので、早苗からの差し入れ「ハイパーレインボーパンと知り合いから貰ったジャム」をプレゼントした。それらは須藤や田嶋にも渡され、危惧する朋也の予想通り全員が毒を盛られたかのように気絶してしまった。「待たせたな!」メンバーの殆どが気絶した中、佐々木が到着した。(苗さんと秋子さんのコラボレーションパン。まさかの史上最強のパンが登場してしまいました。この超協力タッグは、悟空とベジータでも勝てないですよ。渚は早苗さんのパンを食べた事が無いのか?それとも秋子さんのジャムを知らないのか?知らないというのは罪です。)



 「俺が行く!もめてる暇は無い。春原達の手当てを頼む。」満足に動けるのは自分だけ。和人が来ない危機的な状況の中、佐々木とのタイマン勝負を挑んだ朋也。「やっぱり宮沢和人さんが出てこないと駄目だよ。喧嘩をするにしても止めるにしても、やっぱり宮沢さんがお兄さんが居ないと・・・・・」1対1のタイマンが始まる直前収拾を付けるには、和人の存在が必要だと訴えた渚達。「いいだろう遊んでやる。」朋也との勝負を了承した佐々木。その強さは半端ではなく、学校の不良と言われた朋也でも歯が立たず、一方的にやられていった。右肩が悪く上がらない事を知っても、朋也の望みどおり手加減しない佐々木。パンチ・膝蹴りが炸裂。ついに川の中に追い込まれ馬乗りになりパンチを食らい、頭にハンマーパンチを受けダウンした。



 しかし倒されても朋也は諦めず、必死に立ち向かい一発逆襲のパンチを食らわした。こうなると

持久戦に突入し、辺りはスッカリ夜になった。息が上がり立っているのもやっとの2人。その様子を固唾を呑み見守る両グループ。その中で渚の涙は止まらず、とてもまともに見られる状況で無くなっていた。そして朋也と佐々木は、最後の力を振り絞り殴り合った。クロスカウンターは互いに当たったが、佐々木のパンチが勝った。今度は逆に朋也のボディーブローが炸裂。2人は酷いダメージを負い倒れた。死力を振り絞ったタイマン勝負は、互いがタフで勝負が付かず引き分けに終わった。しかし「岡崎どうした?ゆき姉のダチに何しやがるんだ!」親友が倒れているのを知り、気が付いた陽平や須藤達が土手を駆け下りた。反対に佐々木を守ろうとメンバー達が、逆側から陽平達に向かって行った。(やっぱり朋也はすごいは。そこまでするのが分からないけど。ただ陽平達が復活したタイミングが意図的過ぎる気がしました。)



 このままでは全面対決は避けられない。しかし土手に1人の人影が現れた。「ああ和人さん!」「病院を抜け出して来たのか。噂通りいい根性だ宮沢和人!」両グループの目の前に現れたのは、今まで全く姿を見せなかった和人。「悪いが潰させてもらうぜ!」念願の相手に巡り合い突進した佐々木。しかし殴りかかろうとした時、その人物は和人ではないと気付いた。殴られて倒れたのは変装した有紀寧だった。「まだまだ!俺は宮沢和人だ!」和人として立ち向かおうとした有紀寧。普段の優しい口調とは異なり、口調も激しく朋也の制止も聞かなかった。「何だって言うんだ?」何故和人のマネをするのか理解出来ない佐々木。「バカ野郎!決まっているだろう、お前らを止めるためだ。喧嘩を止めるには、宮沢和人が出て来るしかない。だから兄貴のふりをしたんだ。そんな事も分かんねえのかよ!」喧嘩を止める為に変装して出て来た意志を大声で怒鳴った朋也。「どうして皆争うんですか?どうすれば争わないで済むんですか?お願いです。もう争うのは止めて下さい。兄もそれを願っています。」涙ながらに必死に争いを無くして欲しいと訴えた有紀寧。(和人が有紀寧だとは思ってましたけど、こういう形で登場するとは。

女の子が殴られても、皆で仲良くして欲しいと訴え涙したシーン。私もとても感動しましたし、分かってくれない佐々木達に憤りを感じました。ただ気になったのは、須藤は和人の事情を知っていたみたいですね。じゃあ何で言わなかったのか?)



 翌朝朋也達と両グループのメンバーが訪れたのは、宮沢家に墓だった。実は和人は既に死んでいた。霊前で有紀寧は今まで自分が抱いていた思いを明かした。最初和人や田嶋達が怖くて

近づけなかった自分。しかし和人の葬式で泣いてくれた田嶋達の姿を見て、優しさを感じ自分から近づこうと考えた。田嶋達は自分を認め招き入れ、互いを知るようになった。そして対立する佐々木達に和人の死を伏せ、攻める隙を与えないと誓った。街から争いを無くしたいと思い死んで行った和人の思いを受け継ぎ、思いを実現しようと考えたのだ。すると佐々木が墓に近づき手を合わせて祈った。それに呼応して両グループのメンバーが手を合わせた。和人の願いを実現させもう争わないと誓いを立てるかのように。「きっと和人兄さんも喜んでいると思います。」その様子を見た有紀寧。涙を流し願いが叶った事を和人も喜んでいると答えた。(有紀寧の身体を張った強い思いと和人の願いが重なり、ようやく佐々木達にも争いが無駄だと悟らせました。いがみ合う事よりも仲良く共存する誓いを立てて、全員が手を合わせたシーンは感動してまた涙を流しました。純粋に感動させてくれますよ本当に。)



 その願いが叶うのを見届けたように、光の玉が上空に光った光景を見た朋也。「皆さんはこの街の伝承をご存知ですか?いい事があった時や幸せの瞬間には、光の玉が現れるそうです。正体は分かりませんけど。でも確かなのは、その光が幸せの象徴であった事です。そして手に入れれば、1つだけ願いが叶えられるんです。最近では見る人も少なくなったみたいですけど、もしかしたら岡崎さんは特別なのかもしれませんね。」誰かの願いが叶い、幸せがもたらされた時に

現れた光の玉を見つけられる朋也を特別だと告げた有紀寧。兄の存在によって、多くのかけがえの無い仲間に出会えた事を感謝していた。(みんなの願いと光の玉。それと幻想世界の絡み

色々謎がありそうですけど、とにかく今回も素晴らしいお話でした。私は沢山の人にこのCLANNADのストーリーを知って欲しいです。今忘れている純粋さや仲間や恋人との絆など、大切な事を教えているのですから。)



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