リント率いるアロウズ部隊を退けたソレスタルビーイング。様々な問題が山積する中、ルプアルハリ砂漠に存在するカタロンの基地に向かった刹那達。出迎えた人々にアザディスタンを救った

英雄と称えられ、会談に望むクラウスとシーリンと対面を果たした。本題の前にマリナの保護を快く認めた後、民間人である沙慈も保護して欲しいと頼んだ刹那。事情を知ったクラウスは、沙慈の立場を知り保護を認めた。しかしクラウスが持ちかけたカタロンとソレスタルビーイングの共闘については、連邦政府打倒を目指すカタロンとアロウズを叩き潰したいソレスタルビーイングの間で意見の食い違いが見られ、結局カタロンよる補給と整備の協力で話がまとまったが、ソレスタルビーイングとの共闘は、戦いが熾烈を極めれば実現すると推測したクラウス。



 一方連邦政府の公式発表において、テロを行う反政府組織に対する部隊派遣が正式に認められた。これによりアロウズは、合法的にカタロンやソレスタルビーイングを攻撃する権利を有し早速トリロバイトを破壊された責任をリントに取らせ、再びカティが作戦司令官に任命された。そしてセルゲイ率いる連邦正規軍をガンダム探索に当たらせた。連邦軍は、完全にアロウズに掌握されたのと同様だった。するとカタロンとソレスタルビーイングが、互いに武力を有し戦いを引き起こす存在だと知った沙慈は基地を脱出。街に向かう途中で、セルゲイの部隊に遭遇した。


 

 カタロンのメンバーだと一方的に決め付けられ、否定するも殴られた沙慈。その時セルゲイ自ら事情を聞くべく姿を見せた。目を見て戦士ではなく、民間人だと悟ったセルゲイ。改めて沙慈の経歴を知り状況説明を求めた。嫌疑を解くという条件で、ソレスタルビーイングの事やカタロンの基地の場所などを喋った。しかしそれは連邦軍兵士に聞かれ、すぐさまアロウズに報告されてしまった。早速ホーマーの命令を受け、作戦指令書を送ったアーサー。そこには、カティが憤るほどの非人道的な作戦、オートマトンを使ったカタロンの人間の皆殺しが記されていた。そして

その情報は留美からスメラギに暗号通信で送られ、ケルディム・アリオス・セラヴィーがカタロン救援に向かった。



 しかしカタロンの所有するモビルスーツティエレンやイナクトでは、GNドライヴを有するアヘッドには太刀打ち出来ず、オートマトンを射出された。これにより機械による無差別殺人が開始され

ガンダムが到着した頃には、無残な死体が残されていただけだった。この非人道的なアロウズのやり方は、ガンダムマイスター達の怒りを燃え上がらせた。しかし初期作戦の目的を達成し

退却して行くアロウズ。ただロックオンの心の叫びが空しくこだまするだけだった。ただアロウズのやり方にソーマ・カティ・ミスターブシドーは、憤り隠せず積極的に戦いに参加しなかった。



 戦いが終わり自分の言葉が、多くの人を死に至らしめた事実を知った沙慈。それが信じられず

ただ後悔の叫びを天に叫ぶだけ。改めて世界の現実を思い知らされた。そしてカタロンの保護よりもアザディスタンに戻る事を決意したマリナを乗せ、アザディスタンに到着した刹那。しかし目の前には燃えさかる街の光景を目にした。更に刹那は、赤いガンダムを目撃した。パイロットはロックオンの敵でもある宿敵アリー・アル・サーシェス。リボンズから依頼され、作戦実行者として4年振りに刹那と対面する事になった。



 プトレマイオス2が到着した頃、カタロンの基地は無残な死体と残骸が残っただけだった。「子供達を来させないでシェルターの中に!」惨状を見せまいと子供達をシェルターに戻させたシーリン。難を逃れたクラウスと合流した。「ああ大丈夫だ。しかし基地はご覧の有様。3年以上掛けて築き上げた物が。」仲間の死と基地の壊滅に落胆の色を隠せないクラウス。一方救援に駆けつけたロックオン達に対し、情報を洩らしたと疑うカタロンの兵士達。「貴様らが仲間を殺した。」

怒りで冷静さを失い銃を向ける者も現れた。「分かっている敵は取る!」仲間を失った悔しさは

ライルにもある。だからカタロンのメンバーとして敵を取ると宣言した。そして自分の洩らした情報によって、多くの人を死に追い遣った沙慈。再びカタロンの基地に戻り、参上を目の当たりにして

現実から逃げ出そうとした。その時情報を洩らした人物に疑問を抱くティエリアに止められた。

余りにも酷いアロウズのやり方。それはただ悲しみと怒りを与えただけだった。沙慈は自分の

行為が引き起こした事を受け入れられない。だから惨状を見て逃げ出したと思いました。)



 「何をした?誰だ君は?アロウズのスパイか!」沙慈に詰問したティエリア。「違う僕は・・・・」

スパイである事は否定したが、詳細を語らない沙慈。それに対しティエリアは、改めて悲劇を生みだした原因を聞きだそうとした。「何という、何と言う愚かな事を!」事情を聞きだし冷静なガンダムマイスターが手を出した。「こんな事になるなんて思ってなかった。僕は戦いから離れたかっただけでこんな事に・・・・・」戦いという現実を受け入れず、未だ自分の行為で人を殺してしまった事実を受け入れない沙慈。そこにはエゴが見え隠れしていた。「彼らの命を奪ったのは君だ!

君の愚かな振る舞いだ。自分は違う関係ない、違う世界の出来事だ。そのような現実から目を背ける行為が、無自覚な悪意となりこのような結果を招く!」自分には関係ない。早く戦争と関係無い世界に行きたい。そんな沙慈の行為が、多くの人を死に追い遣った事実を激しく非難した

ティエリア。核心を突いた言葉を聞いて、沙慈は膝を付いて後悔の涙を流すだけだった。(沙慈は今まで関係の無い世界に居たから、自分とは別の話だとずっと思い込んでいた。だから安易に情報を教えて、結果として悲劇を招いた。それを強く非難したティエリアの考え方が、今までとはやはり違うと思いました。悔恨の涙を流し自分の行動の責任を痛感する事で、沙慈の生き方も大きく変わるきっかけになると思います。)



 またプトレマイオス2のクルー達もカタロン基地の惨状を知り、ただ声を失うだけだった。そして1人の兵士の死体を見たスメラギは、かつてAEUの戦術予報士として友軍との戦闘を引き起こし、エミリオを殺してしまった事を思い出し気を失い倒れてしまった。一方アロウズでは、リントが今回のカティの戦果を賞賛した。「人殺しを喜ぶというのか?」不本意な掃討作戦を指揮して憤るカティ。「以前同じような事をやっているじゃありませんか!あれはとても不幸な事故でした。誤情報による友軍同士の闘い、あなたはAEUの戦術予報士の筈。また味方に手を掛けるのですか?あんな事があれば、二度と戦争に変わりたくない筈。尊敬しますよマネキン大佐!」忘れたい過去の悲劇を引き合いに出され、冷静さを失い胸倉を掴んだカティ。それをリントは皮肉で返答した。カティとスメラギは、かつてAEUの戦術予報士として部隊を率い、誤情報によって味方同士の戦闘を引き起こしてしまった。(エミリオとスメラギは、多分恋人同士だった。ユニオンじゃなくてAEUの戦術予報士だったとは意外です。エミリオは自分の死は、運命だと受け止め決してスメラギのせいにはしなかった。そんな戦闘を無くしたいと思いソレスタルビーイングに入ったのだが、また戦場で悲劇の相手カティと再会する事になる。明らかではなかった過去とそれぞれの戦い理由が、分かって来て面白さが増しています。)



 その頃アザディスタンが、サーシェスの無差別攻撃によって戦火にまみれ、マリナを送り届けようとした刹那もロックオン達と合流。攻撃を加えたのが、ガンダムでパイロットがサーシェスではないかと推理していた。「シーリン、アザディスタンが!私達の故国が!」惨状を目撃してショックを受けたマリナ。シーリンと再会して抱き付いた。「街の殆どが破壊されていたわ。警察も軍隊も機能していなかった。それでもあの国にラサァーに託されたアザディスタンに戻りたかった。

私は死んでも良かった。私は・・・・・」壊滅状態のアザディスタンに戻り死を覚悟したマリナ。「戻って来て良かったわね。彼に感謝しないとねマリナ!」かけがえの無い存在のマリナが戻って来た事を素直に喜び抱き付いたシーリン。祖国を思うマリナ。違う形で祖国を救おうとするシーリン。2人の立場は違うが、今は再会を喜んだ。(ライルってスパイなのか?ガンダムマイスターなのに。クラウスの方が、善人に見えて胡散臭いと思うのですけど。まあマリナ様とシーリン2人は

どっちが姫様だか分からないけど、とりあえずお互いを想っているのだから良しとしましょう。)



 クラウス達を別のカタロン施設に移送する、護衛を任されたソレスタルビーイング。但しスメラギは精神的ショックで倒れたまま。そんな中でも自分を信じ、殺してしまったエミリオを想い続けるスメラギ。「ガンダム達の戦術は、彼女のやり方に似ている。まさか九条が?」過去の悲劇とカタロン掃討作戦を重ね合わせ、ソレスタルビーイングの戦術の立て方が、かつて友軍同士の同士討ちを招いたスメラギと似ている気付いたカティ。戦争の中で、また新たな再会が生まれようとしていた。「あれが!いいえあれこそが本当の戦場。」人間が容赦なく死ぬのが戦場だと認識したソーマ。するとセルゲイから超武専用の回線を使ったメッセージが送られて来た。そこには

ソーマが参加したカタロン掃討作戦は、自分が洩らした情報で実行された事に対する謝罪の内容が書かれていた。「大佐自身もつらいのに!私をこれほど気遣って・・・・・ありがとうございます大佐。自分が超人特務機関の超兵1号であると再認識しました。私は兵器です道具です。幸せを手に入れようなどと・・・・」リントから沙慈を逃した責任を問われ階級が下にも拘らず、殴られる屈辱を味わったセルゲイの気持ち。そして自分を気遣い謝罪して、自分を娘同然に心配する優しさを知ったソーマ。ただそれを素直に受け入れず、涙を流し自分が超兵であると言い聞かせていた。(自分が普通の幸せを求めたから、その罰だと責めたソーマ。セルゲイにもつらい思いをさせたと責めるのは優しい証拠。マリーは本当に優しく心の温かい人だなと思いました。ただ添えを認めず自分を超兵だと再認識させるのは、戦争の悲劇だと思います。一方で紅龍と留美が

兄妹だったとはこれまた意外です。留美はイノベーターとプトレマイオス2を手玉に取り、ネーナを使って何をしようとするのか?)



 基地が破壊されカタロン関係者の移送が開始されようとしていた。スメラギが未だ目覚めない中戦術予報士無しで、再び攻め込んで来るアロウズの攻撃から守らなければならない。しかしカティの軍には、ジニンやルイス達が補充要員として加わり、更なる戦力増強がなされた。「それでもやるしかないだろう。トレミーを海岸線に向ける。敵さんに見つけてもらわなきゃな!」スメラギ抜きの戦いを不安視したアレルヤ。それでもカタロンを守る必要があると主張したラッセ。自分達が囮となり、アロウズの攻撃を受ける覚悟をしていた。「僕のした事でこんな事になるなんて。

僕はどうしたら?姉さんルイス・・・・・・」プトレマイオス2に連れて来られた沙慈。弾圧に反対し

報復テロが発生し始めた世界の情勢を知り、自分を見失っていた。(ソーマとルイスが初対面。

脳量子波でルイスが、不本意な戦いを強いられていると感じました。凄いですね脳量子波って。

私もルイスが自ら戦いを望んでいなかったと思う。やっぱり沙慈の事をずっと想っている事も判りましたし。リボンズの口車に乗って、アロウズに入隊した感が否めない。ブリーフィングを伝えに来たアンドレイが、ルイスを思わず見とれてしまったのは意外でした。)



 プトレマイオス2の狙い通り、すぐさま現在位置を捕捉したアロウズ。早速カティの口からモビルスーツによる作戦説明が開始された。「肩に動力があるガンダムは、私が逢いまみえる。手助け一切無用!」独自行動の免許が与えられているミスターブシドー。単独でダブルオーガンダムとの一騎打ちを直訴した。「いいではありませんか!ライセンスのある噂のミスターブシドーのお手並み拝見と行きましょう大佐。」単独行動を制止したカティに対し、ブシドーの実力を見定めようとしたジニン。一方プトレマイオス2でも、アロウズの作戦開始を予期して4機のガンダムの発進準備が整った。「ハロ今日は本気モードで行くぜ!」敵を討つべく本気のロックオン。サーシェスの事を忘れ、目の前の戦いに集中する刹那。「ガンダム4機を確認した。各小隊に別れ、各個

撃破する。ドライヴ2つのガンダムは、任せますよミスターブシドー。」ジニンの指示で各部隊が

一機のガンダムを撃破する作戦を取ったアロウズ。「ついにこの時が来たよパパママ!」両親の敵を討つべくガンダムに挑むルイス。ガンダムとアロウズの全面対決が開始された。(ガンダムに対する思いが詰まっている戦いです。ハムさんは相変わらず刹那だけを狙ってますけど、これってライバル同士ガンダムではよくある戦いです。ただ前作のヒロイン的な女性が敵討ちの為に

敵になるのは記憶に無いですね。)



 「この感覚、まさかマリーなのか?」ソーマと対峙したアレルヤ。ソーマを援護しようと近づく

ルイスのジンクスⅢに対し、プトレマイオス2の砲撃が浴びせられた。ただこの攻撃はオートで行われ、確実に狙っている訳ではなかった。「俺がサブブリッジに行って砲撃を担当する。」メカニックのイアンが砲撃を買って出た。「イアンさん僕にも手伝わせて下さい。カタロンの人を守りたいんです。」プトレマイオス2に突進するルイスとフォローするアンドレイを迎撃すべく、自らイアンに

砲撃を志願した沙慈。自分の引き起こした行為に対する責任を感じ、考え抜いた末の結論だった。「わかった付いて来い!」心意気を感じ了承したイアン。操作方法を教え、突っ込んで来るルイスを狙うように命じた。自分で志願したはずだが、いざ引き金を引こうとしたが、せがまれても中々撃てない。それは人を撃つ事への躊躇。カタロンを守りたい信念との葛藤が見え隠れしながら「来るな来るな!来ないでくれ!」最後まで戦いを拒否しようとした沙慈。しかしついに引き金を引こうとした。(沙慈は戦争を望んでいない。ただ自分の好意の清算をしたいだけ。だから

積極的に引き金を引き無い。でもここが沙慈にとっての分岐点になる。それにもし自分が狙っているのが、ルイスだと知ったらどうなるのかも気になる所です。ハムと刹那のライバル対決も架橋を迎えたが、ソーマとアレルヤは同士討ちしたのでしょうか?来週の予告を聞くとソーマに死亡フラグが立った気がしてならない。早く続きが観たいですけど、ハムのストーカー的行為はかなりウザイです。) 

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