自分が正義の味方として、街を守っていると自負する浩一。しかし独自のアルマ事故として

処理される報道に憤りを隠せなかった。その頃ラインバレル奪取を目論む久嵩は、三番隊隊長

デミトリーに命じ奇襲作戦を企てていた。一方学校では、いじめていた降矢達が今度はパシリとして使われる立場になり、完全に力関係が逆転した。理沙子は、全く違う人間になった浩一を不安に思い、英明に事情を尋ねた。



 ラインバレルの秘密や戦いの事を話さず、カップケーキを作ってプレゼントするべきだとアドバイスした英明。浩一にもうラインバレルに乗って、戦う事を辞めるように説得した。しかし弱かった自分が力を手にした浩一には、英明の言葉に耳を傾けるはずも無かった。そしてデミトリーのアルマカグツチが、たった1機で三浦市に出現した。正義の味方として再び加藤機関を撃退すべく

絵美と協力してラインバレルを召喚した浩一。



 しかしデミトリーは海に別同部隊を潜ませており、罠にはめられピンチに陥る浩一。そこに駆け付けた英明が、ラインバレルを捨てて逃げろと忠告した。今まで守られてばかりで、好意を寄せていた理沙子も守れず、惨めな思いをし続けてきた浩一には、英明を超える力を手に入れ弱い自分は過去の物だとしたかったので、忠告を聞き入れなかった。するとピンチの状況の中JUDAのマキナ・ヴァーダントを操る玲ニが、ラインバレル確保の為現れた。



 これ以上の損害は無意味だとして退却したデミトリー達加藤機関。しかし戦いは終わらずランバレルを引き渡す要求を断った浩一に対し、玲人の容赦の無い攻撃が始まった。全く歯が立たず一方的にやられるラインバレルと浩一。そんな状況でも自分が正義の味方あり、一番強い存在だと自負したので、ついに自我を失い街を破壊し始めた。そして現場に到着した絵美に対して

守られるだけの存在だと言い切ってしまった。その言葉に絵美は「最低」という言葉を返した。結局ラインバレルはJUDAが回収。浩一は正義の味方として、振舞った力を失った。



 翌日朝8時を過ぎても起きて来ない浩一。「あんな物いらないさ。」ラインバレルを失ってふてくされて学校をサボろうとした。「あれ英兄ちゃんが来てるよ!」起こしに来た美菜が、英明が来ていると教えられた。「心配で迎えに来たってか?俺は何とも無い。」今までと同じように接する英明に対し、何とも無いと言い切り1人自転車で学校に向かった。その頃回収したラインバレルのチェックがJUDAで行われた。「ドレクスラーソイル値(自己修復値)99.8%。基幹システムは似ているが、出力が桁違いだな。」ラインバレルの高性能をデータで確認して改めて驚く巻と

レイチェル。(今まで浩一が戦えていたのは、ラインバレルの高性能のおかげ。しかしそれをあっさり捕まえた玲ニはもの凄い能力者ですね。逆に心配なのは、ラインバレルを失って精神的に不安定な浩一が、バカの行動をしなければ良いのですけど。)



 一方早瀬家から出てJUDAの施設内に移った絵美。学校では絵美と浩一が、付き合っているのかと思い理沙子が問い詰めた。「あの娘はちょっと家で預かっていただけだ。もう出て行ったから関係ない。」同棲などと拡大解釈した理沙子に、絵美は関係無いと言い切った浩一。しかし

胸を触ってラインバレルを召喚するシーンを見られ、恥かしがられてビンタされた。(シズナとイズナはまだ登場してませんが、シズナは結構勝気な性格なんですね。JUDAのメンバーは学校に行かなくて良いのでしょうか?レイチェルは、大学を飛び級で出てますから良いですけど。確かにいくらラインバレルを手に入れても、ファクターが居なければどうしようもないそれにしても理沙子は、同棲って使うなよ。ただ一緒にいるだけなんだし親も居るでしょう。)



 「すまなかったね早く迎えにいけなくて。国連や政府との摂政が長引いてしまって。それで記憶は戻ったのかい。」絵美は本当はJUDAに向かっていたが、加藤機関の攻撃によりそれが

遅れてしまい謝罪した石神。「はい大体は!ただこちらの世界に来る直前に、何かが起こったのですけど?」名前などの記憶は取り戻したが、到着直前の出来事を思い出せない絵美。「焦る必要は無い。ゆっくり思い出せばいい。多大な困難で君をこちらに送ってくれた城崎博士に報いる為にも、ラインバレルはJUDAが役立てて見せるよ。」絵美の父親に報いる為にも、JUDAが

ラインバレルを役立てると宣言した石神。但しファクターに関して「早瀬浩一君だったかな。もし不適任なら死んでもらうしかない!」JUDAの為に活躍出来る人材でなければならず、最悪殺す事もやむ終えない事情を説明した。(手に入れた力の本質ですか。ただ自分の力を誇示するだけではないですね。正義を守る為に加藤機関と戦う為に必要な事でしょう。それは浩一の成長には、欠かす事が出来ないと思います。)



 放課後仲間を呼び出し、浩一に報復しようとした降矢達。「俺は今機嫌が悪いんだ!」いらいらをぶつけるように武器を持った男達を一蹴した浩一。自分はラインバレルが無くても、未だに力はあると自負した。JUDAの監視員は、浩一が暴力を振るっている状況を報告した。「素質はあると思うんだけどね。」未だに力を誇示しようとする浩一の態度に、石神は頭を抱えた。「絶対おかしいよ!浩一の周りで、変な事が起こっている。そのせいでおかしくなっているんだわ。ねえ矢島何か心当たり無いの?」急に態度が変わったのは、浩一の周辺で変化が原因だと推理し始めた理沙子。英明に心当たりがあるか尋ねた。「理沙子明日まで待ってくれないか。今から

浩一と話し合ってみる。そうしたら全部話すよ。」浩一の思いを知り改めて話し合うと理沙子に告げた英明。夜雨が降る中浩一が帰って来るのを待った。「証明してくれよ。俺はお前に必要ないってな。」戦いを見て思いを聞いた上での決意だった。(早瀬軍団が出来てますけど、英明には

自分がまだ必要だと思っている。理沙子を悲しませないためにどうするか考えた上での結論だったと思います。自分は最強だと思っている浩一を立ち止まらせる事が出来るのか?)



 ラインバレルを失っても浩一の力は圧倒的で、英明は一方的に殴られた。「無駄だよ矢島。ラインバレルが無くなって、俺に勝てると思ったのか?」既に眼中に無く、他の人間同様上から見下した浩一。「なら証明してくれよ。」殴られても立ち上がってきた英明。「何でだ俺はこいつに勝ちたかったんじゃないのか?こいつみたいになりたかったんじゃないのか?なのになんでこいつを殴るたびに、嫌な気分になっていくんだ?」更に一方的に殴り続ける内に、浩一の心境に変化が生じ始め嫌悪感まで感じるようになった。「この前お前に言われて初めて気付いた。俺はただ

理沙子の気を引きたくて、お前を守っていただけなんだよ。お前がどんな思いで居たのか気付かずに。俺は卑怯者だよ。だから理沙子は、俺に振り向いてくれなかったよ。俺はどこにでもいるただのガキだ。すまなかったな浩一。」互いに理沙子に好意を持っていた。ただ英明には他人よりも強い力があった。だから理沙子の気を引くために浩一を利用して守っていた事を打ち明け、自分を卑怯者と言い切り浩一に謝罪した。(友達だから守っていただけじゃなくて、三角関係の中心に居る理沙子を巡っての想いがあったとは。浩一の思いを知って英明も自分に正直になろうとした思いました。)



 「俺だってお前の気持ちなんて一度も・・・・」英明は強い力を持っていた。それに憧れつらい思いをしていた浩一には、英明の思いは全く分からなかった。しかし互いの思いをぶつけ合い、ようやく互いの思いを理解しあった2人。笑顔で握手しようとした瞬間、加藤機関のハグレマキナがラインバレル捕獲とファクター排除すべく姿を現した。爆風に吹き飛ばされた浩一。気づいた時には、英明が重傷を負わされていた。「浩一大切なのは、どうすればいいかじゃない。おまえがどうしたいかだ!折角手に入れた力正しい事に使ってくれ。」傷付いた身体で浩一に伝えたかった事を伝えた英明。ハグレマキナから放たれた銃弾から浩一を守る為に身代わりなった。昔から守って来た行動だが、まぎれもなく浩一を守りたい思いだけで身代わりになった。(やっぱり浩一の事が好きだったのですね。親友だから傷付いたただのガキでも出来る行動を取った。それは

つらい結末ですよね。だから理沙子達が、楽しそうに買い物をしている光景とは対照的です。)



 銃弾に倒れ命を落とした英明。浩一は大声で涙を流し、親友の死を悲しみ叫んだ。すると奪われたはずのラインバレルが、浩一の前に召喚した。「俺はあいつを殺したい!」英明の残した言葉に従い、今自分がしたい事つまりハグレマキナを倒し、英明の敵を討つ為にラインバレルに乗り込んだ。「全機発進!直ちにラインバレルと未確認マキナを抑える。」結衣から情報が上がり

全マキナに発進指示を出した石神。戦いは既に始まっており、英明を殺された憎しみで周りが見えない浩一。一方的に攻撃して止めを刺そうとした。「よし取り押さえぞ。」「早瀬君戦闘を止めて下さい。」「街中で暴れるなよ。」玲ニ・美海・サトルが到着してラインバレルを抑え始めた。(英明は命を掛けて浩一を正しい方向に向かわせようとした。今は復讐心だけで動いているけど、いずれその意味を理解して、本当の正義の味方になるといいのですが。)



 「邪魔をするな!」敵を討ちたい浩一には、自分を阻害する存在は全て敵。だから必死に食い止めようとした美海も弾き飛ばした。そしてファクターとして完全に覚醒し、ラインバレルは形状が変化し空中に浮き上がった。それは玲ニ達にも想像が付かず、自分達のマキナにも変化を感じていた。「暴走してしまったか。ファクターの感情をラインバレルが処理し切れていない。」絵美の呼びかけもかき消され、浩一の感情を処理出来ず暴走してしまったと察知した石神。ラインバレルの攻撃は町を破壊してしまった。「山下バレットアームは動くか?」ヴァーダントでラインバレルの攻撃を止めようとした玲ニ。伸びたアームを利用してジャンプしたヴァーダント。ラインバレルにタックルを食らわし2次攻撃を止めた。「俺は矢島みたいになりたかったんだ。」強くて弱い人や困っている人を守りたい存在になりたかったと思いながら、ラインバレルは制御を失った。



 命を掛けて浩一を守り、正しい方向に導こうとした英明。その死の悲しみと怒りで、我を失い暴走した結果ラインバレルのファクターとして覚醒した浩一。正義の味方になるには、まだまだ精神的に幼いですけど、親友の言葉を胸に秘めこれから成長していかなければ、死に報いる事は

出来ません。これからの戦いの中でどう浩一は道を歩むのかもの凄く楽しみです。それに理沙子がどんな反応を示すのかも、とても気になります。




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