ミスマクロスフロンティア出場が、オズマにばれたランカ。学校から停学処分を受け、歌手に

なりたいという夢も否定され、結局自分の主張が認められず、家を飛び出してしまった。一方

学校に登校したアルトを待ち受けていたのは、自分が愛用しているイヤリングを探していたシェ

リル。アルトなら手がかりを知っている可能性があると思ったのだ。


 しかしシェリルは、誰でも知っている有名人。ばれたらパニックになるのは必死。とりあえず

校内に身を隠し、人が少なくなったら校外へ出発した2人。途中ランカが、家出したという電話を受け動揺したアルト。シェリルにも関係を突っ込まれ、散々街中を振り回された。ただ「ムカついている。」という感情しかなかったシェリルは、アルトの自分を芸能人扱いしない所だけは、好きだと告白した。


 その後マクロスギャラクシーに存在しない、自然を見物したシェリルは大感激。そのまま巨人族ゼントラーディの街フォルモにやって来た。そこでも巨大な日用雑貨を見て、興奮するシェ

リル。突然思い浮かんだ詩を書き始めた。一方ランカと途中で発見しながら、付いて来たミハ

エルもフォルモに居た。そこでランカの我侭ぶりに、ミハエルがキレて歌手になる夢を否定。更に

誰も注目しないところで、歌う度胸があるかどうか質問した。


 そしてランカは、誰も居ない場所から自分の歌を熱唱。聴く人を虜にして、居合わせた芸能プロダクション社長の目に留まった。しかもシェリルは、ランカの歌声を聴いてから、出て来る人は

勝手に出て来ると主張。ランカが認められるのは、当然だと思っていた。しかも見る目はライバルを見つめる目になっていた。最後に付き合ってくれたアルトに、シェリルは思い出のキスを交わして、デートは終了した。


 「妹さんを私に下さい。」肉親に結婚の挨拶をするようなフレーズで、芸能プロダクション入りを

オズマに求めたのは、社長のエルモ・クリダニク。第1次星間戦争時の歌姫、リン・ミンメイの

エピソードを持ち出して、愛を語れる歌手だと主張。頑固なオズマを説得しようと試みた。その結果は果たして・・・・・・・?(多分駄目だったのでしょうあの兄貴が認めるはずが無いしかしまさかの方向に話が飛びました!)


 一方シェリルは、マクロスフロンティアでの、ラストコンサートのリハーサルに余念が無く、いつも以上に気合が入っていた。理由は故郷マクロスギャラクシーに帰れるから。しかし現在ギャラクシーが、バジュラに襲われている情報がグレイスの耳に入った。「BYE-BYE SHERYL」のポスターも用意されている中、果たして無事コンサートは実施出来るのか?


 学園では、シェリルのイアリングを見つけたアルトに、ミハエルが声を掛けて来た。「いや御見それしましたよ、アルト先生!まさかあのシェリルとデートとは、スナイパーの目は誤魔化せ

ないぜ!」あの日シェリルとデートしていた事とキスした事、全て筒抜けになっていた。「この色男ランカちゃんとの関係はどうなんだよ?」シェリルとデートしたアルトに対し、ランカとの関係を

白状させるベく、ヘッドロックを仕掛けたミハエル。


 その時ナナセが、教室にやって来て、ランカの芸能プロダクション入りをアルト達に伝え、皆で

集まりお祝いの言葉を掛けた。「ベクタープロモーションなんて聞いた事無いなあ!」ただ1人

KY発言をして、折角のランカの芸能界入りに、水を差すアルト。それを聞いたミハエル達から

一斉にブーイングを浴びるのは当然だった。理由は、あの反対していたオズマが、半分無理

槍だったが、ランカのデビューを仕方なく認めたから。全員がランカの味方になり、応援する事を約束した。「分かったよ応援してやるから!」しょうがなく応援する事を約束したアルト。更に気の

早いミハエル達は「ランカ・リーファンクラブ」結成を宣言。ステージ衣装をデザインするなど、既にランカは、女の子からアイドルになっていた。(オズマは本当は嫌だったのでしょう。)


 「ごめんねアルト君。本当は1番に知らせようと思ったんだけど・・・・・・・・」シェリルとのキス

シーンを見てしまったランカ。2人の関係が気になって、スカウトの事を言い出せなかった。「何

気にしてるんだよ。俺もあの時ゼントラのモールに居たんだ。」自分も歌を聴いていた事実を

告げたアルト。しかし自分は1人で居たと主張。決してシェリルと一緒だったと答えず、ラスト

コンサートのチケットを「祝い」としてプレゼントした。「ありがとう・・・・・」以前なら大喜びした

ランカだが、貰ってもあまり嬉しそうな様子は見せなかった。(シェリルとアルトの関係を見て

しまったから気まずいと思っているのでしょうね。)

 

 突然街頭のテレビが、全て大統領ハワードの演説に切り替わった。今まで隠して来たバジュラの存在を公表。マクロスフロンティアを襲い、現在マクロスギャラクシーに対し、大規模攻撃を

仕掛けている事実まで公表した。「同胞ギャラクシーを救い、我々フロンティアを守るべく、非常事態宣言を発令します。」バジュラとの戦いに備え、非常事態宣言を行った。そしてSNSにも

特例B項が発令!アルト・ミハエル・ルカは、SNS本部に急遽駆け付けた。(特例B項が発令

されると、政府が戦争状態に突入した場合SNSから脱退が出来なくなるのですランカは

オズマやアルト達が戦いに出るのとバジュラへの恐怖から落ち込んでしまいましたああトラウマって本当につらいですねそれにしてもレオンが凄い曲者だと思うのは私だけ?)

 

 ハワードの会見終了後、シェリルの会見が行われた。最初は故郷を救う、フロンティアの決断に対して感謝すると言及した。既にグレイスの口から、バジュラによる攻撃は、知らされていたので、記者からのホールド断層による、攻撃映像が5日前の出来事である事。バジュラを不用意に

攻撃すれば、反撃を受ける事。最終的には、コンサートは中止になるだろうと記者の質問も

浴びせられた。それに対して「ベッドに隠れて、バジュラが見逃してくれるのを待つべきかと?」

ライブはやるわあたしはギャラクシーに帰る!」シェリルは、バジュラのギャラクシーへの攻撃に臆する事無く、中止にするという記者の勝手な決断に対して、ライブを行い、故郷に帰る

意志をはっきりと伝えた!(強気なシェリル強気じゃなければトップなんて張れない!)


 ついにギャラクシー救出。バジュラへの攻撃作戦が、開始された。新統合軍からVF-17が

先行偵察部隊として発進。ホールド断層に入り、ギャラクシーへ向かった。SNSの戦艦「マクロス・クオーターの艦長ジェフリー・ワイルダーは、発進準備状況を確認。新統合軍の辞令により

SNSへ着任が命じられたキャサリンも合流。VF-25のパイロットは、発進まで待機!臨戦

態勢を整えていた。しかしアルトは「野暮用」と称して、艦の外に出た。


 向かった先は、シェリルのコンサート会場。係員に取り押さえられながら、シェリルの計らいに

より無事会う事が出来た。「なんだよ人が、折角届けに来てやったのに。」愚痴をこぼしながら

探していたイアリングを差し出したアルト。「律儀なのね意外と。」微笑みながら、アルトが約束

通り返しに来た事を、律儀だと返答したシェリル。実はイアリングは母親の形見。顔の知らない

母親を思い出す、シェリルにとってはお守りなのだ。(アルトにとってフロンティアは空が無い空間として考えているから嫌いなんですねシェリルはどうなのかそれにしてもエロ艦長顔に似合わずお尻触るとは・・・・もしかしてキャシーは厄介払いですか?)


 アルトを意識し始めるシェリル。その時ミハエルから連絡が入った。偵察に向かったVF-17

から、ホールドから出て来たギャラクシーの生き残り艦が、大量のバジュラと共に発見され、

SNSも出撃する事になり「バカ野郎早く戻って来い!」怒鳴られたアルト。「俺はパイロット

なんだ。受け取れよ!俺はその為に来たんだ。」アルトも出撃する。だからイアリングを返そう

とした。しかし「持っていて、それ幸運のお守りなのよ!」シェリルにとっての幸運のお守りで

あるイアリング。改めて「預ける」という形で、アルトが所持する事を認めた。(やっぱりシェリルも

女の子なんですねアルトにだけは自分の弱い一面を見せるでもそれは似合わない事は

アルトも知っていた強気と弱気が同居する歌姫シェリル・ノーム2つの顔はどちらも彼女

自身を表現してると思いました。)


 マクロス・クォーターの発進準備が整った。アルトやオズマ達VF-25のパイロット達は、各機に乗り込みいつでも出撃出来る態勢!アルトは「お守り」をコックピットに付けた。同時期予定

通りシェリルのコンサートが始まり、ランカが急いで会場に向かっていた頃。新統合軍から発進許可が出た。「マクロスクォーター発進!」ジェフリーの合図で、フロンティアから発進した。歌姫

シェリルの「ダイアモンド・クレパス」に送られるように!

 

 「誰一人死なず、フロンティアに帰ってくるぞ!」ランカに言い残した言葉を、パイロット達に

告げたオズマ。ギャラクシーを救うべく出発したSNS。初めての先制攻撃、強敵から同胞を

守る為戦いに出ます。最初嫌いだったギャラクシーが攻撃を受けた。シェリルの故郷を守れるのかアルト!徐々に物語が進み始めました。いやEDと発進シーンがもの凄いリンクし、さすがの演出だと共感しました。やっぱりマクロスと歌は、切っても切り離せませんね!


 

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