バル・マスケとの零時迷子を巡る戦いは、囚われた坂井悠二をシャナが救出した事で一応の

決着が付いた。しかし新たな紅世の徒が現れ、沢山の鈴が付いている宝具を鳴らして

「一瞬のそして永遠の夢を」と口走る。やはり戦いが終わっても、紅世の徒は動き続けていた。

 9月になり御崎高校も2学期に突入し、悠二の学校生活も再び始まった。中学時代からの

親友池速人と一緒に通学すると「今日の放課後開いてる?」速人に聞く。「予備校で模擬試験

親の機嫌も取っておかないと小遣いにも響くしな。」と答えた。このやり取りは、4月高校に

入った後直ぐに交わした会話と全く同じ内容で、悠二は「なあ池今って9月だよな?」と改めて

確認するほどで、ある種のデジャヴーの様な違和感を感じていた。

 今回は、前回悠二が体験したフリアグネとの戦いやソラト・ティリエルとの贄殿遮那を巡る

戦いが再び描かれました。しかし以前の悠二とは異なり「これは紅世の徒の仕業だと気付き。」

自ら行動するのが、成長の証があったと思います。宝具を使った徒の襲来と零時迷子を狙う

バル・マスケが再び登場。今までの復習と新しい徒の紹介が主だった内容なので、来週から

が本番だと思いました。ただ前作を観ていない人は、完全に置いて行かれてしまっているの

ではないでしょうか?自在法とか存在の力など専門用語が普通に使われているからです。