澤崎率いる「日本」は、ブリタニア特務のスザクと中華連邦の傀儡であるとして、存在を認めなかった
黒の騎士団ゼロ(ルルーシュ)の共同作戦により壊滅し、澤崎以下日本関係者は逮捕され中華連邦の
ツァオ将軍も拘束された。そんな時アッシュフォード学園では、学園祭準備が生徒会長ミレイの指揮で
進んでいた。ただ生徒会メンバーのスザク・カレン・ルルーシュの姿はなかった。そしてギアスの力で
ルルーシュに関する過去の記憶を消されているシャーリーは、過去自分が書いた「ルルがゼロであり
それを自分で確かめる。」という内容の手紙を見つけて、疑念感じ始めている。スザクとカレンの互いの
正体を知ってから初めての学校という事になるが、意外な人物がアッシュフォード学園に登場し果たして
どうなるのか?(意外な事が多すぎて、大笑いしました。今回はギャグとシリアスの両面が見れました)
ルルーシュとスザクは、日頃学校に出席している日数が少なく留年の危機に瀕していた。そして教師に
残されて補習授業を受けていた。(教師の声がマリ姉だったとは、ちょっと驚きました)澤崎達の一件は
ゲットーのイレブン達の中で、ブリタニア恭順派と反抗派に意見が別れていた。その情報を掴んだ扇達は
ゼロが独立国家「トウキョウ」を創ろうとしていると知ったら驚くと考えていた。しかしゼロの考えは、非現実
的であるというのが多数派の意見の中で、玉城だけは「俺は賛成だ!あいつについていけば、人生一発
大逆転だ、官僚になるって俺の夢も叶う。」とゼロの考えに同調していた。
翌日アッシュフォード学園では、ブリタニア人もイレブンも関係無いオープンな学園祭が開催された。生徒
会長ミレイ・アッシュフォードの開会宣言とナナリーの猫の鳴き声の真似で幕があがった。生徒達はそれ
ぞれ模擬店を出展したりコスプレをしたりドキュメンタリー映画を上映したりして盛り上がっていた。(C.C.
も生徒達の騒がしさに目を覚ますほどでした)ルルーシュは、黒の騎士団の情報・諜報を統括するディート
ハルトとクーデターの計画の打ち合わせと進行状況について、学園の屋上で電話をしていた。綿密な
クーデター計画は着々と進行しおり、藤堂は放送局などの占領目標のリストアップをゼロが指揮する地下
工作員活動やキョウトへのダミー報告書なども作られていた。
しかし電話の途中マスコミの存在と生徒会長ミレイが、屋上にやって来たので「後で掛けなおす!」と
言い電話を切ったルルーシュは、12メートルの超巨大ピザ制作の陣頭指揮を取るミレイに代わり生徒会
役員として学園祭の運営をする事になった。(ルルーシュとディートハルトが同じ敷地内にいるしなあ
ばれなきゃいいけど。これからまたメンバー増えるしなあ)
学園祭真っ只中扇は、開発計画の資料集めと称してヴィレッタと一緒にアッシュフォード学園の近くを
歩いていると「ヴィレッタを警察か病院に連れていけば情報が漏れるし、始末する事は俺には・・・・」と
考えながらアッシュフォード学園の校門の前にやって来た。かつて扇は、教師で親友が死んでしまい
その願いをかなえるために教師になったが、荷が重くなりレジスタンスに参加したのだった。その事を
知ったヴィレッタは、イレブンだからと躊躇っている扇をアッシュフォード学園の学園祭に連れて行った。
スザクは、超巨大ピザのたまねぎを切っていると背後からナイフを持ったカレンが立っていたが、すでに
気が付いていた。カレンは「どうして私の正体を言わないの?」と質問すると、スザクは「君はカレン・シュ
タットフェルトだろ、香月カレンじゃない。」とあくまでも学園内では、今まで通り接する意思表示をした。
スザクの答えは、カレンにとって情を掛けて自分を取り込む為の態度であると感じていたが、スザクは
「戦場で会ったら手加減はしない。これがルール違反だとわかっているけど、学校では説得を続けて
いきたい。」と内密にカレンを黒の騎士団から抜けさせようと考えていた。そこにルルーシュが、チーズの
事でスザクの所にやって来て、カレンと鉢合わせになる。病弱な少女の振りをルルーシュの前では演じて
いるカレンに「教室の方を手伝ってくれないか!」とルルーシュはカレンに頼むと、ホラーハウスのお化け
役をする羽目になったカレン!(もの凄く怒っています。しかも扇とヴィレッタと会っちゃった。しかもセシル
も学園祭に来てたし、C.C.の制服可愛かった)
生徒会役員としてのルルーシュは、ゼロの時と同様に的確な指示と判断力で円滑に学園祭運営に
一役買っていた。その時アッシュフォード学園の制服を着ていたC.C.が「おいおまえ世界一のピザは
どこで食べられるんだ。」と言いながらルルーシュの前に現れた。当然軍人やマスコミがいる学園祭で
C.C.の存在を知られたくないので「後で持って行ってやるから部屋にいろ。」と命じる倉庫の中で説得
するルルーシュ。だがC.C.は、ルルーシュの話を信じていない。そんな時カレンが、ヴィレッタと扇と
一緒に倉庫の中に入って来た。扇にヴィレッタの存在について聞くカレンに、当惑する扇の前にルルーシュ
がやって来て、黒の騎士団の主要メンバーが違う形で出会ってしまった。
扇の存在を見られて隠したいカレンとC.C.の存在を知られたくないルルーシュは、ギアスを使おうにも
使用済のメンバーばかりで使えず、扇やヴィレッタ(使用済)には使いたくない。互いの策謀が交錯する中
今度はスザクとシャーリーが、予備のガスボンベを取りにやって来て、シャーリーは手紙の真意について
ルルーシュに聞いてきた。そんな時カレンが、ガスを撒き散らしパネルを倒して撹乱し扇とヴィレッタの
脱出を試み、結果的に成功した。(後は大混乱!しかも扇が「彼女は俺の・・・・・!」と言った後の言葉を
知りたがりイレブンになってもいい発言をするから、これは上手く行かないと思うが、プロポーズでしょうか)
いよいよ学園祭もクライマックスの直径12メートルの超巨大ピザ作りの時間になった。ルルーシュは
裏方に徹し指示を出した後シャーリーに連絡をしてほっとしていた。そしてミレイと話をしていたルルーシュの
前にスザクに知らせたい事があるという事で、お忍びでやって来たユーフェミアが学校の敷地内で出会った
ナナリーの車椅子を引きながらやって来た。ユーフェミアの存在に驚いたルルーシュは、急いで人がいない
所に移動した。(ユフィとナナリーが、ルルーシュの取り合いをしたとは。しかもミレイと婚約したロイドの
理由が、ガニメデという第三世代のナイトメアフレームを所有しているのがアッシュフォード家だからだ
そうです。それで結婚ってwwww)
スザクが、ガニメデに乗りピザの生地を見事なテクニックで広げている間ユーフェミアは「ルルーシュと
ナナリーがこんな近くにいて、しかもあなたがスザクの友達だったとは。」と驚いていた。一方ユーフェミア
と一緒にいると自分の存在がばれる事を恐れたルルーシュは「会うのはこれが最後だ!」と通告した。
だが皆が幸せになればいいと思っていたユーフェミアは、シュナイゼルも認めた自分の計画を話そう
としたその時、帽子が風で飛んでしまいルルーシュに詰め寄ろうとしていたシャーリーに存在がばれて
しまった。シャーリーの声に気付いた生徒やマスコミは、ユーフェミアの登場に驚き学園祭は大パニックに
なり、ルルーシュはナナリーを連れて正体がばれない様に避難した。そして巨大ピザ作りは、志半ばで
失敗していまいC.C.はがっかりだった。
ユーフェミアは、護衛の人間とセシルに守られてガニメデに乗っていたスザクに助けられるとマスコミに
エリア中にライブ中継を要求し「私は、皆さんにお知らせしたい事が思います「私ユーフェミア・リ・ブリタ
ニアは、富士山周辺に行政特区日本の設立を宣言します!」と放送を通じて宣言した。ルルーシュや
放送プロデューサーのディートハルトは、地域制限があるとはいえブリタニアが日本と日本人の存在を認
める事は、黒の騎士団がやろうとしているクーデターが意味が無くなる。
しかもユーフェミアは「ゼロ聞こえていますか?あなたの過去も仮面の下も問いません。あなたも行政
特区日本に参加して、ブリタニアに新たな未来を創りましょう!」と訴えると、学園祭に参加していた
イレブンから歓声が上がる。しかしコーネリアは「何だこれは!」と激昂し、ルルーシュはユーフェミアの
宣言に同調してもしなくても黒の騎士団が、正義の味方としての存在意義が無くなり単なるテロ集団と
しか見られなくなる。「これでは自分の望んだ世界にはならない。」と思ったルルーシュは、ユーフェミアに
激しい憎悪を燃やすのだった。
だけどシュナイゼルは、コーネリアに話すと言っていたけど絶対あいつ何か企んでいる。拠り所にして
いたイレブンの支持を得られないルルーシュは、黒の騎士団存続のために取る手段は何なのか?
扇さんは、ディートハルトとクーデターの打ち合わせにアッシュフォード学園に来たのかな?咲世子さんは
隠密としてソカイにいるのだというからびっくりしました。後オレンジ卿が、もう少しで復活です!