ひぐらし7話

  村長が行方不明になった。神社で会合があったのだが、お開きになった後村長の姿が忽然と

消えたというのだ。その事を学校で聞いた圭一はもしかしたら「オヤシロ様のたたりか?」と想像するが、たたりなら「祭具殿に入った自分と詩音に降りかかるのではないか」と思っていた。そんな時梨花が「お祭りの晩に何か悪い事しましたか?」と尋ねてきた。その質問に驚く圭一は、梨花に

祭具殿に入った事を言ってしまいたいと考え初めていた。しかし神社の巫女である梨花に、禁忌を

破った事は言えるはずも無いが、梨花は「お祭りの夜にネコさんが入り込んだそうです。」と話し始めた。その事を聞いた圭一は「じゃあネコさんは、どうすればいい?ネコさんがいたずら心で忍び込んだ事をイヌさんが、何度も問いただすんだ!」と言った。その後梨花は「僕が守ってあげます!」と

言うが、「姉ネコは怒っています妹ネコが悪い事をしたのを!村長さんを勘違いで噛もうとするイヌさんが、ネコさんに勘違いで噛み付こうとしたら言ってくださいね。」と言い残した。つまり話の内容から、梨花は詩音が忍び込んだ事を知っていて、圭一はたとえ話でありながら、梨花に祭具殿に忍び込んだ事をしゃべってしまった。

 その夜圭一は、梨花に話した事を後悔していた。しかし梨花は、まるで当事者の様に事情を知っている事に驚いていた。そして詩音から電話掛かって来た。圭一は、昨晩の電話の会話での一方的な言動を謝罪した。一方詩音は「これからは、お互いに何か気になる事があったら報告しあいましょう!」と持ちかけてから「村長が行方不明になったって本当ですか?」と尋ねる。圭一は「知らなかったのか?」と質問した。詩音は、村長にあの晩の事=祭具殿に忍び込んだ事を話し「打ち明けてしまったから殺されてしまった。」と後悔の念を圭一に涙ながらに訴えた!(でも行方不明が何故

殺されてしまったになるのでしょうか?)

 詩音の話を聞いた後圭一は、「梨花に話した事で彼女に危険が迫る。」と動揺しレナに連絡した。

早速レナと合流した圭一は、「電話を鳴らしても出ないから。」と嘘を付いていた。そして沙都子も

いないという事実も発覚した。その後魁音も合流し梨花の家に向かった。まず気づいた事は、自転車が無くなっているという事。それからドアに鍵が掛かっていて密室状態になっている事だった。誰もいないが、2階の窓の鍵が開いているかもしれないという事ではしごでよじ登って様子を探る圭一

とはしごを支える魁音。

 ただその魁音の態度が急変する。梨花と沙都子両親が、オヤシロ様のたたりで死んだ事を圭一に話した後「われているんだよ。北条沙都子は、オヤシロ様のたたりを一身に受けた娘なの!だから悟志くんも一生懸命身を粉にして頑張っていたが、消されてしまった。かわいそうな悟志くん!

あの娘に近づけばたたりで死ぬかたたりで消されるか!梨花ちゃんが消えたのもきっと沙都子の

せいだ!違いない、違いない、違いない・・・・・・・・・・」と表情を豹変させて沙都子が、悪いとはしごを揺らしながら主張した。その後本家の方を探しに行っていたレナと村の男達がやって来た。しかし

そのときには「助かったね圭ちゃん!」といつもの魁音に戻っていた。その様子に恐怖を感じた圭一だった。(でも本当に違う魁音がいるのだなあとまた思いました

 後半合鍵を使って梨花達の家の中に入ったが、誰もいなかった。ただ醤油びんがカラなのが強調されたのが不思議だったが、特に変わった様子はなかった。何の手がかりも無く行方不明になった

梨花と沙都子に対して圭一は「俺のせいで消えてしまったんだ!」と涙を流しながら後悔した。レナは「レナは、圭一くんがせいじゃないって知ってるよ!圭一くんが悪くないって。」と慰めた。しかし

圭一は「どうしてレナに話していないのに!」と釈然としない。(なんかこの村プライバシー無いし、レナは絶対に消えたりしないなんてやけに自信あったし!)

 翌日レナと圭一は、一緒に学校に向かっていた。そこでレナは、昨日家で見た事事と梨花と沙都子がいなくなるまでの推理を圭一に話した。まず沙都子が、豆腐屋で豆腐を買った。豆腐は

味噌汁を作るために買ったもので、味噌汁を作る最後の過程で入れるという材料だった。つまり夕飯を作る直前までいたのです。そしてご飯やおかずも作ってあって冷蔵庫にラップしてあった。ラップは、食べる必要が無くなったおかずを保存して置く為だった。理由は、他の家に呼ばれたから。梨花は、近所に醤油を切らしていたので、醤油を分けて貰う為に19時に出掛けて行った。そうすると全然戻ってこなかったので、沙都子が心配して電話すると「意してあるからいらっしゃい!」と言われてそのままその家に向かったまま行方知れずになったという事なのだ。これが、推理ではなく

事実ならばその醤油を貰いに行った家の人間が犯人という事になるはずです。

 そんな話をしながら圭一とレナは学校に向かったが、そこには大石が待ち受けていた。大石が

学校にやって来た事で、自分が警察連行されると思っていた圭一だったが、話があるという事で停車してあった車に乗りこんだ。圭一は、今まで事件がどうなっているのか大石に尋ねた。しかし富竹と三四の事件は、完全に迷宮入り状態だった。それでも行方不明になっている村長の足取りを圭一に知らせる大石

 ①村長は、痔という事でお忍びで行方不明の当日肛門科を訪れた。

 ②ただ帰り列車が遅れたので、すぐに会合に出席した。

 この2つの事実を聞いて圭一は、詩音との電話を思い出した。詩音は「村長に祭具殿に入った事をしゃべったから行方不明になった。」と言っていた。しかしいつ詩音が村長に打ち明けたのか、疑問になっていた。そして更に衝撃的な事を大石から圭一は聞かされた。大石は、圭一達が祭具殿に忍び込んでいた事を知っていた。そして圭一以外が既に死んだり消えたりしているという事事実も掴んでいた。その事を踏まえて「あの中に何があったのですか?」と尋ねる大石。当然圭一には思い当たる事がない。圭一が気づかないもの見た事で、他の3人が被害にあっているのではないかと

推理する大石は、詩音が、祭具殿に忍び込んだ翌日から失踪した事を圭一に教えた。

 ということは、今まで電話で話したり、図書館で待ち合わせしていたのは、詩音ではなく魁音(多分)になります。その夜圭一は、詩音から電話が掛かって来た。圭一は、大石の話を聞いて詩音で

ない事を知った上で「いつ村長さんに打ち明けたんだよ?痔を患っていたことは知っているか?」と

質問する。詩音は痔を患ったいた事は、知っていたがどの病院に通院したのかはわからない。それを聞いて、詩音が病院に押しかけて打ち明ける事は出来ないと判断した。そして詩音が失踪した事と村長に会う事が出来たのは、失踪直前と失踪後しか物理的にあり得ない事を告げると涙声だった

のが笑い声に変わった。もうあの弁当の時点で既にこの事実の複線になっていただと思いました。

 来週は結構重要ですから見逃せません。

ひぐらし7話2