クミンは、全てのドーシャタイプに使える芳香の高い種です。
クミンは、独特な味と素晴らしい薬効を持ち、アーユルヴェーダクッキングにおいて、極めて重要な役割を担っています。
どんな消化器系不調の時でも、“ただ目を閉じて、クミンを使えば良いよ！”という事ができるのです。
クミンは、胃の中の火（消化酵素）を燃やし、ミネラル類を、腸で吸収するのを助けます。
ガスの問題を解決し、消化器系痛みを穏やかにする作用があります。
胃痛、吐き気、下痢等は、クミンによって緩和されます。
クミンは、組織の強壮剤でもあります。
辛味、苦味を持ち、冷性です。
ヴィパーカ（消化後の味）は辛味です。
あまり、一般的でない、黒い種類は炒ったものです。
1. 熱を冷ます：
同量のクミンシード、コリアンダーシード、フェンネルシードを混ぜ合わせます
これらの混合物をティースプーン1杯を、沸騰したお湯に入れ、10分ほど、薬効が
染み出るのを待って、飲みます。
2. 胃痛を緩和する：
ティースプーン1/3 のクミンパウダー、一つまみのヒング、岩塩を混ぜます。それとお湯を口に入れ、良く噛んでから、飲み込みます。
3. 吐き気と、胃のむかつき：
ティースプーン1杯のクミンシード、一つまみのナツメグパウダーを、お湯に入れ、10分浸した、スパイスティーは、症状を緩和するのに、役立ちます。
4. 膣感染症、白帯下：
ティースプーン1杯のクミンシード、ティースプーン1杯のギー、リコリスルートの刻んだものを、500CCのお湯に入れ、10分置きます。 体温程度に冷まして、膣洗浄に使います。
5. 生理痛：
フライパンに油を敷かず、クミンを炒ります。芳香が立ったら、火を止めます。ティースプーン１杯の炒ったクミンシードと、アロエベラジュースを口に含み、ゆっくりと噛みます。
スパイス使用に関しましては、個人差もございますので、ご自身で詳細をご確認のうえ、自己責任において対処くださいね。