6月14日、関東梅雨入りしました。

6月12日の区民農園

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ズッキーニの花が咲きました。
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まあ!なんてかわいく美しく、しかもおいしそう~

なのでしょう~~^^

黄色い花とまだ小さいグリーンの実はもちろんのこと、

夕陽に照らされて(16時過ぎ)

フキのようなセロリのような茎までおいしそう^^

(茎を食べるときいたことはないが)


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ドレッシングかマヨネーズのCMになりそう♪


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花はひとつだけでなく、2つ目のつぼみもやわらかそうでかわいい。

アップ写真撮ろうと茎に指が触れたらイデデデ!!!

トゲトゲいっぱい!注意。

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ズッキーニの葉っぱ。ほんとカボチャの葉とそっくり。

大きくてワサワサしてるね~なんて見ていたら…

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あれ?


手前イチバン下の大きな葉っぱをよく見ると、

あれ?あれ?


まさか!!!


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葉っぱに白い斑点がたくさん浮いている!

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うどんこ事件勃発!!!

ウドンコ病に違いない。

キュウリとウドンコ病との闘いは毎年遭遇してきたが

実は今年はキュウリを作っていない。

いま検索したら、

ズッキーニもウドンコ病は大敵とあった。

ああ…。

とにかく、まずは病気になった葉っぱを1枚1枚取り除く

しかない。

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バッサバッサ、病気の葉っぱをカットしたら相当数になった。

これらは畑に放置せず必ず袋にまとめて持ち帰る。
それから他の野菜を触る前に、使ったハサミと手をよ~く洗うこと。
ウドン粉病の白い粉は空気感染するのでその防止。
でも、別にウドンコ病になった野菜は食べても問題

ないそうです。(味は落ちているかもしれない)
あ、口蹄疫と同じだ。


そういえば、「味は落ちているかもしれない」で思い出したのだけど、
この前『情熱大陸』MBSで
フランスパリでホテルや三つ星シェフから絶大な人気を誇る農家:
山下朝史さん(57歳)を取り上げていた。

「好きな時に好きな野菜を好きなだけ、好きな値段で売る」
「奇跡のカブ」と呼ばれるカブは通常の5倍もの値。
23歳で渡仏、音楽やバレエ・盆栽など様々な職業を経て
農業に目覚め「世界最高峰の日本野菜」を生み出すに至った男のユニークな人生哲学
http://www.mbs.jp/jounetsu/2010/05_30.shtml

見ていて1ヶ所だけ、あれ?と思ったことがある。
まるまると真っ白に太った美しいカブが収穫を迎え
それを1つ山下さんが妻と味見するのだが、
実が割れて亀裂の入ったものを味見したのだ。

農家にとって野菜は商品であり、貴重なものに違いない。
週に90個しか生産できず、通常の5倍の値が付くとあらばなおさら。
が、亀裂の入ったカブはベストコンディションではない。
味見した妻が「去年の方が・・・(いいね)」と言った。
それを受けて山下さんは、新たに亀裂の入らないキレイなカブを
土から抜き取り、再度、妻とともに味見した。

「全然こっちの方が美味しい」と夫妻で言い合い、
「やっぱ割れてるとさ、味抜けるんだよ、きっと」と言った。

当たり前だろうと思った。
高級ホテルジョルジュサンク総料理長をはじめ有名シェフがこぞって所望
する奇跡のカブを作るプロ農家に素人が何をエラそうに~とは思うけれど
パリの山下さんはこのブログ読まないと思うのでぶちぶち書いちゃうぞ。
カットした野菜はホール野菜より酸化し味が落ちるのは当然だし、
それに、こんな話を聞いたことがある。

知人Sさんは、プロではなく家庭菜園だが、
うちの区民農園80区画全員分の敷地の5倍ぐらいある広い畑を八王寺
でやっていて、永田農法を家庭菜園で実践する本まで出している。

Sさん日く、
「虫食い野菜を時々、虫が食べるほどおいしいと言うけれど、あれウソですね。
植物は虫に食われるとそのケガを直そうとして
あるいは食われたくないと思って違う成分を出します。
それが苦味になる(場合がある)。やはりきれいな野菜の方が傷ついた
野菜よりもおいしいんです。」

細かい成分の話とかは忘れてしまったが、理にかなった話だと思い、
その法則を信じているわたしは、あれ、”大事な商品の味見”にそれで
いいのかな~~と思ってしまった。

「山下の野菜なら失敗したものでも欲しがるレストランは多い。
応援したい若手シェフにそれを無料で提供している。」そうで、
(これについても私はへ~と思ったが)
失敗したり亀裂の入ったものでも、他の生産者の野菜より数段、質が高いの
かもしれない。
ま、ブラインドで亀裂カブ食べたらわたしは間違いなく感嘆絶賛する自信ありますけどね。




(蛇足の補足)
亀裂が入ったりデキの悪いカブを生産者が「食べる」のは当然で、あれ?と
感じたのはあくまで商品(カブ)の「味(デキ)」を「確かめる」ときのハナシ。
また、わたしの野菜は売り物ではないので、虫食いだろうが、割れようが、
カタチ悪かろうが、もちろん残らずいただきまっせ~。