【生産調整のためキャベツ廃棄】というニュースをネットで見つけた。

せっかく農家が作った野菜を、食べ物を捨てるなんて

なんかおかしい、いやだな・・・と思う反面、

そう単純に考えるわけにもいかないらしい。


うちの近所のスーパーでまさに昨日、
【キャベツ一玉98円!】だったので、安いなと思い
喜んで買ったのだが、
そういうわけだったんだ・・・と思った。


そこで関連ニュースを見ていくと、オモシロくて明るいキャベツバナシがいくつも出てきたので【キャベツニュース悲喜こもごも】ピックアップしてみました。

(以下の内容はすべて毎日新聞・全国版、各地方版のネットからのコピー。一部抜粋。)

「余剰キャベツ 25トン廃棄」

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北海道・南幌9月20日1時47分配信 毎日新聞 のニュースから。

北海道内有数のキャベツ産地として知られる空知管内南幌町で19日、

過剰生産による価格低下を防ぐため収穫目前のキャベツ25トンが廃棄処分された。

農水省が決定した緊急需給調整の一環で、

道内では十勝管内鹿追町でも25トンが廃棄される。

南幌農協によると、今年のキャベツは全国的に豊作で、

1ケース(8キロ)700円台を見込んでいた市場価格が

400円台に落ち込んでいる。

廃棄したキャベツ1キロ当たり32円が支給されるという。

南幌町の農業生産法人「ライフ」=本間秀正社長(53)

のキャベツ畑では、青々とした葉をつけた直径30センチ

前後のキャベツが約50アール分、トラクターで踏みつぶされ、本間さんは

「さみしいけど、仕方がない」と厳しい表情で見守った。


土に戻されたキャベツは畑の肥料となり、この後、小麦がまかれる。

【吉田競】


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キャベツ:豊作、7145トン出荷停止

毎日新聞 2008年9月12日 北海道朝刊http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20080912ddr041040002000c.html?inb=yt

 

 農林水産省は11日、豊作で過剰になっているキャベツの緊急需給調整を実施すると発表した。

全国農業協同組合連合会(全農)などが9月中旬に全国で7145トンの出荷を停止し、学校給食用や飼料用としての有効利用を探る。

活用できない分は廃棄する。

 

今年7月中旬から安値が続き、最近の東京中央卸売市場では1キロ当たり50円台と、平年より3~4割安い水準に低迷。

一方、原油高などで生産・流通コストがかさみ、

出荷しても赤字になる農家が増えている。


野菜の需給調整は、かつては廃棄する方式だったが

「もったいない」との批判が高まり、まず有効利用を

図る方式に昨年4月から改められた。

今回は新制度で3回目の実施。

【行友弥】


掘り出しニュース:キャベツ畑で妻に愛を叫ぶ

2008年9月15日 【群馬】

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 キャベツ産地の嬬恋村で14日、「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ キャベチュー2008」があり、男性約70人が妻や恋人に「愛してるよ」などと叫んだ。

昨年に続きプロポーズする男性も現れ、会場を盛り上げた。

 01年に入籍し、この日7年越しの結婚式を行った埼玉県の会社員、辻さん(31)は、ウエディングドレス姿の妻真理子さん(31)に「おじいさんになっても『行ってきます』のチューをしてください」。東京都の公務員、山岸さん(30)は交際10カ月の同区の会社員、宮本さん(24)に

「おれと結婚してくれ」と求婚。宮本さんは涙をふきながら「同じ気持ちです」と答えた。

キャベチューは今年で3回目。

村が3月に造成した「愛妻の丘」で初めて開催された。

【伊澤拓也】




雑記帳:嬬恋のキャベツで「キャベシュ」

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 キャベツの産地として知られる群馬県嬬恋村のキャベツを使った

シュークリーム「キャベシュ」を東京都世田谷区の会社が開発した。

村の新たな名物として、今冬にも量産化される予定という。

 日本愛妻家協会会員の藤井貴之さん(28)が昨年、同村の

愛妻イベント「キャベチュー」に初めて参加し、とれすぎたキャベツが廃棄

されると知ったのがきっかけ。菓子への利用を思いつき、会社を起こした。

 キャベツパウダーをクリームに練り込み、シャリシャリした食感に。

シュークリームの由来はキャベツ(仏語で「シュー」)に形が似ていること。

キャベツづくしで高原の香りを全国に。

【伊澤拓也】



キャベツキムチ:地産地消で製法開発/群馬

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毎日新聞 2008年9月10日 地方版

嬬恋など県産「キャベツキムチ」が地産地消として話題。

製法を開発した県漬物工業協同組合(籠島正直理事長)は

「全国のキャベツ産地と技術提携し、この味を普及させたい」と意気込む。


【キャベツキムチ】

全国一の生産量の県産キャベツをより効果的にPRしようと、

漬物の売り上げの約3割を占めるキムチに着目。キャベツに特殊な

乳酸菌を加えると、キャベツ本来の甘みを残したまま、パリパリした

食感が楽しめるキムチが誕生した。

キャベツキムチは現在、スーパーなどで300円前後で販売しており、

5社で年間2000万~3000万円を売り上げる。地産地消商品として

徐々に知名度を上げつつあり、今年4月、

「優良ふるさと食品中央コンクール」の農林水産省総合食料局長賞を

受賞、さらに同省と経済産業省が選ぶ「農商工連携88選」に選定された。

今後は飲食店などよ提携し、群馬発キャベツキムチをPRする。

【伊澤拓也】


ベジアナの一口感想。
キャベツ記者!【伊澤拓也】さん、がんばってこれからも楽しい
「キャベツニュース」を配信してください♪

ワタクシの友達の嬬恋出身・某ニュース番組:O久保ディレクターも
「日本愛妻家協会会員」で~す。