就活についての今日二つ目の記事です。
息子たちが高校時代、
高3生の保護者向けの説明会が
大きなホールを借りて毎年行われていました。
予備校関係者の講演、教師の説明と続いた後、
高校OB、OG数名を招いて、
受験体験談や大学生活について
質疑応答形式で聞くというコーナーもありました。
その中で、あるOGが話していたことが印象的で
今でも覚えています。
当時のその方の話の内容は、
言葉遣いは違ってますが、
再現すると、ほぼこんな感じでした。
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私は、名古屋大学文学部に現役で入学しました。
そして卒後就職してまだ1年目です。
就職先は色々な分野にエントリーし、
結局文系とはかけ離れたようにみえる
IT系企業に就職しました。
まさか自分がIT系企業に就職するとは
大学入学時当初は想像だにしていませんでしたが
人生とはわからないものです(笑)
色々わからないことも多く大変ですが、
戸惑いながらも、
意外に自分に向いているなと思える部分も
見い出しつつあり、頑張っています!(*^_^*)
就活に際し感じたことは
本社が東京や大阪という企業が多いという現実です。
地元採用では旧帝出身ということで
一目置かれる部分もあるかもしれないけれど、
フィールドを外に移すとなると
途端にアウェイ感が半端ないものでしたw
地元では名古屋大学のことを「めいだい」と呼ぶけれど
一歩外に出れば、
「めいだい」は「明治大学」のことを指します。
現在IT系企業で大阪本社勤務をしていますが、
名古屋大学出身の仲間はほとんどいませんw
片や慶應、早稲田などといった
私立大学の同窓の集まりは
頻繁に行われていて、派閥の強さを感じます。
我が母校の学生は、地元旧帝と
早稲田、慶応を両方受験する人も多いと思いますが、
両方受かったら、
迷わず地元旧帝を選ぶ人が大半ですよね^_^;
地元名古屋で公務員になったり、
地元に本社がある企業に絞って就活するなら
何の問題もなかったのでしょう。
けれど、私の場合はそうでなかったです。
残念なことに、今はまだ情報は東京に集中している
というのが現実で、
就活時の移動にかかる費用も馬鹿になりませんでした(>_<)
東京の私立大に進学するということは
金銭的な問題も絡んでくることはわかります。
それでも経済的に許されるならですが、
就活の際に、地元に拘らずに広く外にも
目を向けたいのであれば、
もしかしたら地元旧帝よりも東京の私立の雄に
進学したほうが有利ではなかったか?!と
就活を経験してみて感じたことでした。
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現在東京の大学に通っている息子の
フットワーク軽く情報収集できている
就活の様子を見ていて、
当時の保護者会で話してくれたOGの言葉を
今更ながら思い出すのでした。