お久しぶりの更新でございます~! どうもどうも! ヤァヤァヤァ!

この土日に富山県は氷見市にふらりと遊びに行ってきました。

初北陸! 初富山!!

食べながら呑みながら、氷見の町を歩こうというイベントが開催されると聞きつけ、
ちょっと行ってみようかなってな具合で。本当にぶらり旅。

まずは新宿発の夜行バスで高岡駅まで……。
そこから氷見線に乗り込みます。1両編成のローカル線です。だいたい1時間に1本。
(走っていない時間帯もあります。これは土曜日の10時台でした)

くいちらかしちっく-ハットリくん列車
なんとラッキーなことに「忍者ハットリくん列車」(前田利長バージョン)に乗れることに。
車内ではハットリくんによるアナウンスもあります。ニンニン!

ちなみ……
氷見市は藤子不二雄先生の出身地。その隣の高岡市は藤子・F・不二雄先生の出身地。
高岡市の小学校でふたりが出会い、藤子不二雄コンビが誕生するというわけなのです。

もう気分は上々! やっほ~い!

約30分ほど揺られて、氷見駅に到着!

くいちらかしちっく-氷見駅
ほんのりくもり空なのが悲しいですが、こぢんまりとした駅舎です。

高岡~氷見でのいろいろな食べ歩きの様子はまたの機会にレポート……ということで、
ひとまず今回はほたるいかの煮干しのしょうが煮をご紹介いたします。

くいちらかしちっく-ほたるいかの煮干し
こちらがほたるいかの煮干しでございます!
読んで字のごとく、穫れたてのほたるいかを釜ゆでして干したという加工品でございます。

こちらは、地元の人に案内していただいた水産加工所で直接買ったためか、
この2袋で400円! 激安です!!

(正直、もっと買ってくれば良かったと後悔しているところであります……しょぼん)

加工所の奥さんに「どんな食べ方が美味しいんですか?」と訊いてみたところ、
「しょうがを入れて佃煮にするといいよ~」とのこと。

えええ!? そのままでも美味しいんじゃないの? なんぞそれ!
しかも、加工所のご主人には、
「はぁ? そのまま食べるの? 薄味だよ?」……みたいな反応をされました(笑)。

いや、言っておくけど、そのまま食べても十分美味い!!!

ソフトほたるいか……という感じでしょうか。甘塩で、食べ出したら止まりません。
ビール片手にほたるいかの煮干し、これ、最高です。

ていうか、だいたいさ、氷見の人はほたるいかに対しての愛情が薄過ぎる感じ……(笑)。
(自分が熱過ぎる? やっぱり氷見はブリなのかしら? ほたるいかは魚津?)

氷見の漁は定置網漁。
ガバ~ッと水揚げするといろんな魚に混ざってほたるいかも網にかかっているそうですが、
網の一番下のほうに溜まっているため、選り分けるのが手間なんだそうで、
そのほとんどは捨ててしまうんだそうな!
(もったいない!)

もう、自分が選り分けたい!(笑)

[材料]
ほたるいかの煮干し ひとつかみ
しょうが(すりおろし) 少々
砂糖 大さじ1杯~2杯(お好みで)
しょうゆ 大さじ1杯
酒 大さじ2杯
みりん 大さじ1杯

[作り方]
(1)下処理として、ほたるいかの目と口ばし(足の間のところ)を取っておく。
まぁ、しなくてもいいけどね……ゴリゴリッとするのもまた味わい。
くいちらかしちっく-下処理

(2)しょうがをすりおろす。千切りのほうが見た目がオシャレでいいかも知れない……。
(でも、めんどくさかったの……ごめん)
くいちらかしちっく-しょうが

(3)しょうが、砂糖、しょうゆ、酒、みりんを小鍋に入れ、ほたるいかも投入!
中火で調味料を煮立たせながら、ほたるいかを軽くお箸で転がしながら煮絡めていく……。
(焦げつかないように気をつけて~!)
くいちらかしちっく-煮る

(4)水気が飛んで、調味料がとろんとしてきたら、完成です!
このまま食べてもいいけれど、冷めるまで放置しておくと、より味がしみ込むと思う。お好みですね。
くいちらかしちっく-ほたるいかしょうが煮
じゃじゃーん! 煮るとまた調味料を吸い込んでプリプリ! かわいいねぇ~!

くいちらかしちっく-ご飯にも
ほっかほかご飯のおかずにもぴったりです。
(ほたるいかの煮干しの炊き込みご飯ってのも美味しいらしい……ごくり!)

嗚呼、まさに、日本海のめぐみ!!! ザッパーン!
くいちらかしちっく-日本海
もっと空が晴れていれば、向こうに立山連峰が見えるんだってさ。