指原はAKBを破壊したのか?? | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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他のブログとは違う視点で考察していくのでよろしく。


今回はAKBに蔓延るある種のタブーに触れたいなと思う。


これが出来るのも自分はもうそこまで過度に
AKBという組織に思い入れがないからこそでもある。


この刺激的なタイトル「指原はAKBを破壊したのか?」という
命題は結局答えなんてあってないようなものかもしれない。


つまり捉え方は置かれたファンの立場で180度変わるものだから。


指原のファンや彼女の世界観を支持する人間からしたら
不愉快極まりないこの手の風潮は実際には至る所で散見される。


実際にはある意味指原がAKBを破壊したが創造したとも言える。


それは当たり前だけど彼らが信心する秩序と世界に再編したということ。


これはやはり偽らざる事実だと思う。


だから彼らからしたらこれは新たな世界を創造するために
必要不可欠な破壊だったんだと強弁するに決まっている。


指原という特異な存在を押し上げていくことで
壊れていく既存の世界に言いようのない快感を味わう。


これを一度経験してしまったファン達は次もまた
その次もまたとその献身の度合いを更に強めていった。


総選挙の異様なまでの指原陣営の強さの源泉には
そういったファン集団の特殊性が起因していたと思う。


それではもう一方の世界観に身を置いていたファン達はどうだろうか?


ここで定義するのは所謂黎明期からAKBを共に築き
頂点を共に経験してきた古参ファン達ということになる。


そして彼らがずっと支持してきた正当な世界観。。。
(もちろんここで言う正当性とは古参ファンの視点)


あつゆうを応援してきたファン達、たかみなを応援してきたファン達
現役では麻友や柏木を応援してきたファン達ともいえる。


自分もそこに所属していたファン集団でもある。


だから急遽指原という存在がグループの頂点に立ち
秩序が塗り替えられることへの恐怖感は当然あったよね。


何なんだ?この勢いは?


とても押し止められないような怒涛の勢いで
AKBの旧来の価値観を破壊していく指原のファン達。。。


せっかく緻密に運営も絡みながら構築してきた
AKBの世代の継承の歴史がこの割り込みで霧散してまった。


敦子、優子、麻友、珠理奈、島崎、咲良。。。


何となく描けていたAKBGの箱推しの継承のストーリーも
まったく形骸化して指原のファン層に破壊されてしまった。


思えばあのスキャンダルからのHKT移籍劇から
指原という存在とそのファン集団はガラリと変わった。


指原自身の本質は変わっていないのだろうが
周りが彼女を見る目が変わってしまったと言える。


ある意味アイドルとしての人生を終える危機を
まさかの大逆転で乗り切ってしまった指原。。。


そこに持ち前の図太さでタレント性までも帯びて
業界に強力なコミュニティーを構築している。


そんな指原の躍進を支えたものは何なのか?


そこには熱狂的に支持するネットを中心とする
在宅集団の指原のファンの存在が大きかった。


本人と同様にネットを支配することの重要性を
熟知した人間が多いという事が如何に大きいか??


まさに今までAKBを支配してきた世界観や価値観を
徐々に塗り替えるようにネットを席巻してしまった。


そこにアナログで清廉でストイックな世界を
享受していたファン達には成す術がなく蹂躙された。


このまま一気にAKBが破壊されてしまうのか?


そこに必死に抗うイベントこそ2014年総選挙。。。


そしてそれこそ麻友が抱える苦悩のアイドル人生の
始まりでありAKB低迷の序章になってしまった。


続きは次回にて。


それでは、また。


以上