斜陽に気づいた時にどう動くか? | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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AKBGと坂道シリーズを俯瞰的に冷静に眺めるサイトです。
他のブログとは違う視点で考察していくのでよろしく。


かつて日本にはバブルと言う時代があった。



自分はリアルにこの時代を社会人として経験していないが

それはもう相当な好景気ぶりだった事は有名な話。。。



そしてそんな時代も徐々に終わりを告げることになる。



自分もこの現象に興味があって色々な文献やネットの情報など

当時の状況を色々と勉強していた時期があった。



なぜ誰もがあの狂騒曲に酔いしれてその後に来るであろう

強烈な向かい風を予想する事が出来なかったのか?



あれが当たり前だと思ってしまったのか?



でも実はそうではないんだよね。。。



当時もバブルの危機を訴えていた有識者はいたし

一部の人間は既にその危機を感じ備えていた。



でも全体の流れって怖いもので大衆化してその熱を帯びると

その危機感ってまったく起きずに現状を受け入れてしまう。



そして少し減退気味になっても上り調子の途中だと錯覚してしまう。



これをAKBGに置き換えるとどうだろうか??



もはや全盛期はとうに過ぎて斜陽に入っている中で

未だにその危機感さえ持たずに迷走を続ける運営の姿。。。



いつまでも続かないバブルの中で引きしめなければいけない中

放漫経営で散財していく姿は当時のバブル社会を想い浮かべる。



当時苦言提言をしていた人間の耳を貸さずに急速に凋落した

日本経済と今のAKBGの姿は重なって見えてしまう。。。



今年の売り上げが公開されAKBの状況が明らかになった。



今年11月時点で75億円と去年の同期から比べて-55億円という

急落を見せているのが事態の深刻さを伺わせる。



http://www.musicman-net.com/business/43498.html



その帳尻を合わせるかのように急遽ベストアルバムを

出したのでは?と疑われるほどに運営の焦りが見える。



今回のアルバムも結局前作から10万以上減らした。



ここの売り上げ分が恐らく20億ぐらい付加されるだろうが

それでも前年比で-35億というとんでもない減収になっている。



こんな状況で財務状況の悪化が疑われない方がおかしい。



それを裏付けるような運営の迷走ぶりが随所に出ている。



申告漏れによる追徴課税、そこにまつわる散財ぶりもさることながら

たかみなの卒業コンサートすら来年に引き伸ばされる迷走ぶり。。。



こんなの一般の社会人のレベルならすぐにおかしいと気づくし

特にビジネスをやっていればその危機具合は容易に想像つく。



今までもファンも含めて多くの人間達がAKBGの運営の

杜撰さを指摘して改善するようにどこかしこで声を上げてきた。



それでも結局はそこに改善の兆しが見えないまま今の

危機的状況に陥るに至ったのは非常に残念なことでもある。



今回の情報を見るにつけAKBの売り上げのポートフォリオは

本当にバランスが悪いしいびつだなと感じてしまう。



CD売り上げが71億に対してDVD/BD収入が4億程度と

明らかに偏りが激しいのが分かると思う。



因みに去年は総売り上げ130億でCDが100億、映像が30億だった。



つまり映像関係は25億以上減らしている計算になる。



結局利益率が高い映像関係がまるでファンに訴求力がなく

買われないという異常な状態がここ最近続いている。



一方で去年同様に頂点に立ったジャニーズの嵐の圧倒的な

売り上げとバランスの良さは別格としても他にも劣っている。



更に成長が著しい乃木坂は今年最高の売り上げ43億円を

記録して更に急速に追い上げる様相を示している。



因みに去年は総売り上げ27.5億、CD22億、映像5.5億。


そして時期的に入っていないドキュメンタリーと

MV集の売り上げがここに加算され更に増えるだろう。



もう知名度とか代表曲なんてそんな優位性を

誇っている場合じゃ正直ないんだよね。



こういった裏側のバックヤードがぐらついている中で

そもそもまともなアイドル活動をしていけるのか??



そんな疑念をファンに対して持たせてしまえば安心して

応援する事も出来ないのはあたりまえのこと。。。



だって半年後の握手券を買ってその間に倒産なんかになったら

とんでもない損失をファンが負う事になってしまうだろう。



だからファンもこの辺りについて敏感になるのは当然でもある。



結局は過去の栄光におごり高ぶり放漫経営を続けた挙句

ファンを蔑にして背を向けた運営をすればこうなってしまう。。。



そういう厳しい現実を突きつけられたということ。



これからのAKBの未来は運営の姿勢が改善されるかに掛かっている。



今まで支えてきたファンを失望させ離れさせてしまえば

もう容易に戻って来てはくれないのはどこの世界も一緒。。。



だから是非今一度かつての謙虚さを思い出して

原点に立ち返った経営をすることを期待したいなと思う。



本当にこのままじゃ色々とやばいよ、AKBG。。。



それでは、また。



以上