最新の総選挙の公式ガイドブックを見ていて
やはり麻友のコメントが非常に感慨深かった。
彼女の今回の総選挙にかける想いと
AKBをけん引していく覚悟を感じたからだ。
そしてもうひとつ大事な言葉があった。
「私はルールがあれば守る人間」
当たり前のようでいて実はその意味は深い。
特に昨今の弛緩したこのAKBグループの現状を見れば
麻友の言葉に特別な想いを抱かざるを得ない。
私はスキャンダルがとにかく嫌いだ。
恋愛禁止条例の是非とかそんな議論より
とにかく多くの人間に迷惑をかけ悲しませるからだ。
未熟な少女の軽率な行為を許す度量はないのか？と
いくら言われようがダメなものはダメ。
ここのストイックさが失われたグループは
もうただその場凌ぎのエンタメに興じるだけになる。
つまり何かを律したり、犠牲にしたりすることで
得られる掛け替えのない価値が霧散するだろう。
私は人は必ず過ちを犯す生き物だと思っている。
それはもちろん私もそうだしこれを
ご覧になっている皆さんもそうだろう。
だからしっかりと過ちを認め
再起を図る人間には寛容でなくてはならない。
だが筋を通さずファンを欺いて平然とする人間には
私は一切の応援も擁護もしないだろう。
今回は麻友はそれを暗に対外的に示し
私のような人間の気持ちを代弁してくれた。
それには本当に感謝したい。
そしてだからこそ私は麻友への信頼と期待は
揺るがないしこれからも背中を押したいと思う。
このコメントに一方で余りに真面目すぎるとか
面白みがないとか揶揄する意見もあるだろう。
もうこの麻友の発言をそのように捉える人間には
何を言っても無駄だし分かり合えないだろう。
彼女はあくまで自分のスタンスを述べただけで
周りのメンバーにそれを強要するわけでもないのだ。
以前ある読者さんの依頼で書いた記事がある。
麻友はスキャンダルを起こしたメンバーに対して
どのような感情を持っているか？という内容だった。
私のその時の答えはこうだった。
麻友はその件には達観していてもうメンバーが
何を起こそうが受け入れているだろうと。。。
だが彼女自身は大好きなAKBを汚す行為は
絶対に自分から犯すことはしないと。。。
それはこの発言を見るまでもなく
私が持ち得ていた確信にも似た感情だ。
そして本雑誌の内容を見て改めてそれを感じた。
一方で私は麻友に煩悩がないとは思わない。
彼女だって人間であり人並みの欲望や
煩悩は絶対にあるはずなのだ。
だがそれでもしっかりと自己を律して
清廉にふるまう様が評価に値するわけだ。
人間なんだから間違いも犯すと開き直る
風潮は人間をどんどんと堕落させる。
だから本来は麻友のスタンスこそ非常に大事なこと。
でも残念ながら今のAKBの雰囲気はそれとは真逆だ。
何かスキャンダルがあれば説明をせず平気でスルーし
メンバーもそれを茶化して笑いにする始末だ。
こんな現状に今まで真剣に少女達の夢のために
必死に応援してきたファンが冷めている。
そりゃそうだろう。
今までAKBが素人集団の中でここまで
上り詰めてきたコアを否定されているのだから。
そのコアとは夢のために青春を犠牲にしても
しっかりと目標に向かって打ち込む姿勢だ。
これがあるからこそ多少の未熟さは目を瞑るし
その成長を暖かく見守って来れたのだから。
メンバーが平気でファンに舌を出して開き直る集団を
応援するほどファンもお人よしではないだろう。
私は麻友や珠理奈を応援しているから
その部分には特別な思い入れがあるし矜持がある。
そして麻友自身もAKBが無暗に誹謗され
茶化されていく風潮に耐えられないと思う。
そこに対しては本当に麻友を不憫に感じるが
そこで弱音を吐かず信念を貫く彼女を讃えたい。
とにかく彼女を愚直と嘲笑う風潮には
私は全力で擁護するしそれは絶対に譲れない。
他の価値観がもちろんAKBにあってもいいし尊重はするが
麻友のポリシーこそ私の求めるAKBだ。
こういったファンがしっかりと麻友を支えていると
彼女が感じられるようにしっかりと背中を押したいと思う。
まもなく運命の総選挙が始まる。
それでは、また。
以上