昨年度からお世話になっているミュージカルアカデミーとぶくじら
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ミュージカルブログ書こう、書きたい

と思いながらどんどん時は流れ

書く前に本番を迎えてしまった。

 

昨年度は息子2人がお世話になり

私はお手伝いさせてもらいながらも

当日はお客さんとして楽しませてもらったのだけれど

今年は娘の希望で私も娘と一緒に出演させて頂くことになり

練習中に写真を撮る余裕もなく

いろいろな感情や喜びが渦巻く中

本当にあっという間に公演日。



せっかくお世話になるのだから

本気で楽しませてもらおう

って思ってて

何より本当に楽しくて

子供達があの場所を居心地がいいと感じるのを

私も全身で感じさせてもらいました。



お家の外で子供達と同じ目線で何かを見たりしたりする時間なんてなかなかなくて

レッスン日を1番楽しみにしていたのは私かもしれません。






今年は
アラジンと魔法のランプ
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長男はツボ屋さん&アラジン
次男は盗賊アブダ
娘と私は指輪の精ジンニーヤ



レッスン開始から役決めに合同リハーサル

本当にたくさんのドラマがあって

喜んで

悔しくて

嬉しくて

落ち込んで

それでもやっぱり楽しくて

そんな積み重ねの集大成

25日土曜日に本番を迎えました。

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いやぁ、この歳になりこんなキュートな衣装着て

メイクしてもらう日が来るなんて

子供達の存在は私の人生をどんどん広げてくれるなぁ

なんてしみじみ思いました。



娘の仲間は4歳から8歳のかわいこちゃんばかり。
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一応大人だし、しっかりしなくては

なんて思っていたけれど

もう何年も通っている子は私なんかよりずっと舞台を知ってるし、しっかりしてる。

そんな子に頼りながら

不安で甘えたくなる子には

甘えて欲しいし

できる限り寄り添いたくて

というかみんな本当に可愛くて

あれこれちょっかいかけてるうちに

知らないうちに手を握ってくれる間柄になれました。



あれだけ私と一緒に出たがっていた娘は

お姉さん達とすっかり仲良くなり

少しずつ私から離れ

しっかり自分の足で舞台に立ち

大きな声でセリフを言っておりました。




長男は緊張してセリフがとんでしまったり

照れが出たりしていましたが

我が息子ながらカッコよかった。




次男はなりたかった役ではないところからのスタートてしたが

もう、彼にぴったりの役で

緊張もせず

丸ごと全身で楽しんでおりました。




昨年度は正面からみていた姿。

今年は同じ舞台に立ち、後ろから横からみることができて

本当にいい時間だったな。




先生の最後の挨拶。

観に来てくれた私の母がグッときて泣いちゃいそうだったと。



大人の作り上げたものを

叱り飛ばしながら

押し付けてやらせたら

もっと完成度は高い作品になるでしょう。

でも、ここはそんな場所ではありません。

ベースは作っていくけれど

あとは子供達のアイデアや気持ちで

どんどん膨らませていき

子供達の力で作り上げていきます。


舞台袖で聞きながら私もグッときたお話の内容を、私なりにまとめてあるので先生のお言葉そのままではありませんのであしからず。



そうなんですよねー。

先生、レッスン中に本当にびっくりするくらい怒らない。

相手を傷つけたり危険なことしたり

そんな時はもちろんピシッと注意してくださるけれど

演技指導で怒ったり、無理矢理やらせたり

が、本当にない。

だから、正直、リハーサルはドキドキハラハラするくらいぐちゃぐちゃ(笑)

そこで、普段怒らない先生から

ビシーッと喝がはいると

グンと変わる。



このスタイル、先生の心臓には本当によくないだろうなぁと思います。

だって、前日までぐちゃぐちゃだから(笑)

だけど

子供達の力を本気で信じて

自分や大人の為じゃなく、子供達のミュージカルにしようって思って下さることが

先生の全身から伝わるから

子供達は

大人の本気を目の当たりにするから

最高の本番を迎え

先生の事や

やりきった自分がほこらしく

大好きになる。






どんな自分も丸ごと受け入れ受け止めてくれる場所が、お家以外にもあるなんて
なんて幸せなことだろう。




今年もたくさんお友達が観にきて下さり

抱えきれないほどのプレゼントを頂き

それを見た瞬間の子供達の笑顔。

来て下さるだけでありがたいのにね

本当に感謝しかありません。




先生はもちろんのこと

支えて応援して下さるたくさんのスタッフさんがいて

観にきて下さるお客様がいて

そのおかげで舞台に立つことができる。

そんな有り難みに子供達はまだまだ気付いていないけれど

いつかふと自分で感じ取り

彼らもまたそれがどんな形であれ

感謝のループを繋げられるヒトであって欲しい。





来年は

ピーターパン

だそうです。

すでに出る気満々な子供達。

私も出る側の楽しさに気付いてしまったから

また出演したいような

客席から観たいような…

1年後はきっとずっと早くやってくるね。