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こんばんは、独身サラリーマンです。
我が家の飼い猫、ミーちゃんが天国に旅立った後の事を書きます。
ミーちゃんの呼吸が完全に止まり、私は隣の部屋に戻り嗚咽をもらして泣きました。
泣きながらまた隣の部屋に戻り、ミーちゃんを撫でながら泣きました。
涙が、どんどんポロポロ出てくるんですよ。
私は大人になってから、こんなに涙が出た事は一度もありませんでした。
ただひたすら泣きました。
目が少し開いたままで、口も少し開いていて
まだあたたかいミーちゃんの痩せ細った身体は、もう息をしていません。
でもね、表情は安らかで 苦しそうな顔ではなかったんです。
私が隣の部屋で泣いている間に兄が、ミーちゃんをクッションごと お気に入りの椅子に移動させてくれていました。
3人でミーちゃんのそばに寄り添い、思い出や 最近の具合の事などを話しました。
私は涙が止まらず、徐々に目と口が閉じていくミーちゃんの顔を見ながら
もう動く事はなく、だんだん温度が下がっていく身体を撫でました。
この3日ほど、ミーちゃんが目を閉じて寝ている姿を見ていませんでした。
兄もそれは言っていました。
きっと、目を閉じられなくなっていたのだと思います。
つらかったね、苦しかったね。
もっと早く気づいてあげられていたら、霧吹きで目を濡らしてあげたりもできたのに。
でも、やっと目を閉じられたね。
死後1時間ほど経ったミーちゃんの顔はとても安らかで、まるで眠っているようで
私はまた呼吸をして起きるのではないかと思うほどでした。
写真はね、母親が入院中でミーちゃんのここ数日の状態も知らず、死にも立ち会えなかったので
母にミーちゃんの死を話した後に「こんなに安らかだったよ」と見せるために、たくさん撮ったんです。
この日の夜も、なかなか眠れませんでした。
悲しくて、寝ようとしても眠れずに布団の中で泣きました。
しかし泣き疲れていつの間にか寝てしまい、気がつくと翌日の朝でした。
ミーちゃんの姿を見に、隣の部屋に行きました。
身体を撫でながらミーちゃんに話しかけますが
目も口も、手も足も尻尾も、もう動きません。
ミーちゃんが旅立った翌日の朝は とてもよく晴れていて、きれいな青空が広がっていました。
私は悲しみに包まれたまま仕事に行きました。
会社でも泣いてしまいました。
事情を話し、翌日に母親の手術があるのと 飼い猫の火葬をやるので、その日は早退させてもらいました。
記事アップ時点では、母親の手術は終わり、無事に成功した事をご報告いたします。
母は現在リハビリに入っています。
会社を早退し、母の病室に入りました。
ミーちゃんの事を聞かれましたが、悲しんでいるそぶりを見せてはいけないので
はぐらかしながら話をしました。
(母の手術とリハビリが終わるまで、ミーちゃんの状態の事は言わないと家族で決めてありました)
ミーちゃんはもう歳だし、冬が来て寒くなったので元気はあまりないが 少しはごはんを食べていると嘘をつきました。
それと、この後火葬をするなどという事は口が裂けても言えないので
~時にもう1件 仕事で寄る所があると嘘をつきました。
ミーちゃんの火葬を頼んだ業者さんが送迎してくれる時間が17時だったので、
その時間までに家に帰らなくてはなりませんでした。
母を励まし、気を楽にするように告げ、家に帰って支度をしました。
ミーちゃんを動物病院に連れて行く時に使っていたケージにタオルを敷き、3人でミーちゃんの身体を持ち上げて中に入れました。
死後硬直で、寝た格好のまま固まってしまったので 首と顔だけ斜め後ろを向いた状態になりました。
せっかく久しぶりに空の下に出てお出かけするのに、前を向けないからケージの窓から外が見られないね…。
父親と兄と3人で、ペット葬儀の業者さんが迎えに来てくれる待ち合わせ場所の、
家のすぐ近くの通りに行くと 男の人が手を振っています。
車に乗り、ミーちゃんが入ったケージを後部座席の真ん中に置き
1時間以上かかる千葉のペット葬場に向かいました。