飼い猫のミーちゃん 火葬 12/8 前 | 音楽と猫と日常




パソコンでご覧の皆様は、ぜひ音楽を流しながらご覧ください。








こんばんは、独身サラリーマンです。

我が家の飼い猫、ミーちゃんが天国に旅立った後の事を書きます。












ミーちゃんの呼吸が完全に止まり、私は隣の部屋に戻り嗚咽をもらして泣きました。


泣きながらまた隣の部屋に戻り、ミーちゃんを撫でながら泣きました。







涙が、どんどんポロポロ出てくるんですよ。



私は大人になってから、こんなに涙が出た事は一度もありませんでした。







ただひたすら泣きました。








目が少し開いたままで、口も少し開いていて
まだあたたかいミーちゃんの痩せ細った身体は、もう息をしていません。


でもね、表情は安らかで 苦しそうな顔ではなかったんです。








私が隣の部屋で泣いている間に兄が、ミーちゃんをクッションごと お気に入りの椅子に移動させてくれていました。





3人でミーちゃんのそばに寄り添い、思い出や 最近の具合の事などを話しました。









私は涙が止まらず、徐々に目と口が閉じていくミーちゃんの顔を見ながら
もう動く事はなく、だんだん温度が下がっていく身体を撫でました。











この3日ほど、ミーちゃんが目を閉じて寝ている姿を見ていませんでした。


兄もそれは言っていました。


きっと、目を閉じられなくなっていたのだと思います。










つらかったね、苦しかったね。

もっと早く気づいてあげられていたら、霧吹きで目を濡らしてあげたりもできたのに。




でも、やっと目を閉じられたね。












死後1時間ほど経ったミーちゃんの顔はとても安らかで、まるで眠っているようで
私はまた呼吸をして起きるのではないかと思うほどでした。


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写真はね、母親が入院中でミーちゃんのここ数日の状態も知らず、死にも立ち会えなかったので
母にミーちゃんの死を話した後に「こんなに安らかだったよ」と見せるために、たくさん撮ったんです。











この日の夜も、なかなか眠れませんでした。

悲しくて、寝ようとしても眠れずに布団の中で泣きました。



しかし泣き疲れていつの間にか寝てしまい、気がつくと翌日の朝でした。










ミーちゃんの姿を見に、隣の部屋に行きました。

身体を撫でながらミーちゃんに話しかけますが
目も口も、手も足も尻尾も、もう動きません。












ミーちゃんが旅立った翌日の朝は とてもよく晴れていて、きれいな青空が広がっていました。


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猫の毛みたいに柔らかそうな雲が浮かんでいました。


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私は悲しみに包まれたまま仕事に行きました。

会社でも泣いてしまいました。









事情を話し、翌日に母親の手術があるのと 飼い猫の火葬をやるので、その日は早退させてもらいました。


記事アップ時点では、母親の手術は終わり、無事に成功した事をご報告いたします。

母は現在リハビリに入っています。












会社を早退し、母の病室に入りました。

ミーちゃんの事を聞かれましたが、悲しんでいるそぶりを見せてはいけないので
はぐらかしながら話をしました。

(母の手術とリハビリが終わるまで、ミーちゃんの状態の事は言わないと家族で決めてありました)




ミーちゃんはもう歳だし、冬が来て寒くなったので元気はあまりないが 少しはごはんを食べていると嘘をつきました。


それと、この後火葬をするなどという事は口が裂けても言えないので
~時にもう1件 仕事で寄る所があると嘘をつきました。


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ミーちゃんの火葬を頼んだ業者さんが送迎してくれる時間が17時だったので、
その時間までに家に帰らなくてはなりませんでした。












母を励まし、気を楽にするように告げ、家に帰って支度をしました。






ミーちゃんを動物病院に連れて行く時に使っていたケージにタオルを敷き、3人でミーちゃんの身体を持ち上げて中に入れました。



死後硬直で、寝た格好のまま固まってしまったので 首と顔だけ斜め後ろを向いた状態になりました。








せっかく久しぶりに空の下に出てお出かけするのに、前を向けないからケージの窓から外が見られないね…。











父親と兄と3人で、ペット葬儀の業者さんが迎えに来てくれる待ち合わせ場所の、
家のすぐ近くの通りに行くと 男の人が手を振っています。





車に乗り、ミーちゃんが入ったケージを後部座席の真ん中に置き
1時間以上かかる千葉のペット葬場に向かいました。


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まだ17時過ぎなのに空はもう真っ暗で、車の中ではあまりしゃべりませんでした。




窓の外を眺めながら、ミーちゃんが死んでしまった現実に気がつく度 私は声を出さずに涙を流しました。







窓の外には、ライトアップされたお台場の観覧車が見えました。

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