恋しき人~天門の先~第四十六話 | シンイ~信義に夢中

シンイ~信義に夢中

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ご無沙汰してます

ミルクです

皆さんお元気でしたか?

私は黄斑円孔とド近眼に老眼が微妙に加わり、左右のピントが合わず、スマホをポチポチすると思った通りに打てず、何度も書き直すストレスと戦っております


今回、リクエストをいただきまして、、天門の先~、ヨンとウンスの次男坊ミノのお話の続きです

その方がヨンで元気になってもらえると良いのですが




書いてる本人が忘れているので登場人物紹介

ミノ:ヨンとウンスの次男

ギリュ:寺に預けられている男の子

ソンイ:ギリュの姉

チェ・ウ:ギリュとソンイの父



 



どういう事なの?

ウンスはソンイに尋ねた


私が...私がいけないのです

ソンイの声は徐々に小さくなっていく


兄上がいけないのです

ギリュが悔しそうに唇をかむと父のチェ・ウがギュリの肩を掴んだ


何があった

その剣幕から父であるチェ・ウの知らない所で何かあったのだろう


兄上の友人が姉上を嫁にと望まれたのですが素行の悪さから義母上が反対され、逆恨みしたその友人が仲間を連れてやって来て姉上を無理矢理..


辱しめを受けたのか?

チェ・ウの顔は怒りのあまり真っ赤になっていた


いえ屋敷の中でしたので私の悲鳴を聞いたギリュが護衛の者を連れて直ぐに助けに来てくれました

ですから、何も...

嫌な事を思い出したのだろうソンイは震える身体を押さえるように自分の身体を抱き締める



兄上が手引きしたのです

ギリュは唇を噛みながら視線をそらせた


ギリュ、兄上の事を悪く言うてはなりません

ソンイは震える手で弟の肩を抱く


しかし姉上

ギュリは悔しそうに拳を握り怒りの為にその身体を震わせた


そっか、お兄様が手引きしてるなら、そのままお屋敷に居るわけにはいかないわよね

夜だって、おちおち寝ていられないわ

そうかと言って病気のお母様の所に行って心配もかけたくないわよね

ウンスは納得したように、うんうんと何度も頷いた


私やっぱり、お屋敷には行けないわ

此所より物騒だもの

ウンスはチェ・ウに向かって言った






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