恋しき人~天門の先~第四十四話 | シンイ~信義に夢中

シンイ~信義に夢中

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登場人物紹介
ミノ:ヨンとウンスの次男
ギリュ:寺に預けられている男の子
ソンイ:ギリュの姉
タン:目の前で母を殺された孤児
チェ・ウ:ギリュとソンイの父
書いてる本人が忘れているので覚えに置いておきます 


 

何故その様な話になるのです
ミノは和尚に対し声を荒げたが実はチェ・ウに怒りを感じていた

この寺は以前と比べ人の出入りが格段に増えました
病人なら致し方無いが、良くない輩も混じっておると聞く
先生の腕が立つのは、この目で見ました故、よく存じておりますが、大勢で踏み込まれては成す術もなかろう?
そのてん我が屋敷ならば警備も万全、直ぐに兵士も駆け付けます
言葉は丁寧だがチェ・ウの口調は威圧的だった

それでは、チェ・ウ殿の私兵を数名お借りできませんか

それでは屋敷の警備が手薄になります
ミノの頼みは簡単に却下された

分かりました
ですが、あの方が大人しくチェ・ウ殿の屋敷に籠っておるとは思えません
牢にでも入れるおつもりですか?

はっ?
ミノの言葉にチェ・ウは訝しげにミノを見た

それと良くないことを町で耳にしました

何の事です
チェ・ウの目が鋭くなったのに気付いたのはミノだけではなかった

ギリュとソンイの事です

な 何を… ギリュにはこの寺で修行を

それではソンイは? 良家のご息女がまさか住み込みで修行とはありえませぬ

ギリュの世話だ

それも可笑しな話です
故に町で噂されるのです
あの二人は屋敷を追い出されたのだと

何を馬鹿な
あの子達が何か申したのですか?

否 あの子達は何も
何不自由無い暮らしをしていたのでしょうが、寺の事も修行も泣き言ひとつ溢さず二人で頑張っていますよ
それがまた周りには健気に映るのです


ねぇ? 私の事を追い出すって本当なの?
その時、母上が血相かかえて部屋に入ってきた
その足元にはタンがいつもの如くしがみついている

何処でそれを?
俺が尋ねると母は

患者さんや町の人が止めろって
殺されるって… どういう事なの?
それに私まだ、この子達の傍に付いていないといけないの
余所になんか行けないわ
先生 どういう事か説明して
凄い剣幕だった



 



 
昨日書くつもりが寝落ちしてました
ごめんなさい(-人-)
今日は仕事が休みなので、もう1つ何か更新しますね
気分次第で何になるかはお楽しみに~。。。。゛(ノ‥)ノ
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