452、母の帰天 | 綾小路有則のスピリチュアル・レポート

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永遠に・部分01

 



2014年8月13日(水)午前 3:13、母が亡くなりました。


享年77歳です。


母は、2006年あたりから、アルツハイマーが発症しました。


69歳という若さでの発症ですから、いわゆる「若年性アルツハイマー」だと思います。


当時「病気平癒の祈願」を受けたのですが、祈祷の最中に自分の守護霊から即座に返答が帰って来たことを覚えています。



「申し訳ないが、

 アルツハイマーを完治させてしまうことは許されない…」




おいおい。( ̄▽ ̄;)


高い祈願料を払って、ただ今 祈祷の真っ最中なのに、このタイミングで治せないことを告知するって、どういうこと?


と、祈祷をしている導師の後ろで守護霊と問答する私…


私は霊能者ではなく、霊能者になる一歩手前、霊道半開きの状態なので、神仏の姿を見たり、直接声を聞いて話ができるわけではなく、脳裏に浮かぶインスピレーションによって、情報交換をするのが通常です。


でも時々、自分や家族の命に関わることや、緊急性を帯びた情報を守護霊が降ろしてくるとき、インスピレーションを超えて、会話のようになることがあります。


このときは、この状態でした。



「なぜ、あなたの母が、

 

 若くしてこの病にかかったのかを説明しましょう。

 これは、あなたの父と母の人生最後の問題集です。

 この問題に努力して立ち向かうことによって、

 彼らの魂は、あるカルマを乗り越えていくことができます。

 ですから、私たちが安易に病を治してしますと、

 この『人生の最後の問題集』が、無駄になってしまうのです」




ということで、詳細を教えてもらいました。


詳細については、生々しい内容でしたので、ここでは割愛させていただきます。


(でも、読者の皆さまにとって、とても参考になる内容ではありましたので、あと10~20年くらいが過ぎましたら、母も内容の公開を許してくださるでしょうから、その頃、発表させていただきます。)


そして、守護霊は次のように言いました。



「今私が伝えた内容を父と母にそのまま伝えなさい。

 彼らは宗教とか、難しいことは理解できないが、

 今伝えた内容をあなたが丁寧に説明すれば、必ず理解を示して、

 アルツハイマーという現実を受け入れ、

 最後の人生の問題集を解く決意をしてくれるでしょう」




ということで、帰宅して、その旨を両親に伝えました。


本当に信じてくれるかどうか半信半疑ではありましたが、夕食時に酒を酌み交わしながら一生懸命説明しましたところ、



「まあ、お前がいうなら、事実なんだろうなぁ…

 おまえ、おじいちゃんが亡くなったときも、

 おばあちゃんが亡くなったときも、

 彼らからのメッセージを受け取り、それを証明するかのように、

 通夜のときに、物質化現象が起きたもんなぁ。

 (参考「生前の祖父母との約束」

 しかも、私たち夫婦のカルマとやらには、心当たりがあるし…

 辛いけど、頑張って、夫婦仲良く立ち向かってみるよ」




ということで、案外あっさりと受け入れてくれました。


ただ、その後の父母の人生は、筆舌に尽くせないほど大変でした。


そして2011年、


アルツハイマー以外にも様々な症状に苛まれた母は、「このままでは危険」ということで、完全看護の病院に入院することになりました。


そして、さらに3年。


2014年8月13日(水)午前 3:13、突然様態が急変し、あっという間に母は息を息を引き取ってしまいました。


私は母の最期を看取ることはできなかったので、その6時間後に対面いたしました。


可哀想に、最期はかなり苦しんだそうで、苦悶の表情のままでした。


母と二人きりになる時間が15分くらいできましたので、


その間に、母と私の守護霊に祈りをしました。


すると、まだ体の中に母の魂が宿っているのが感じ取れましたので、



「辛かったろうね。もう出て来なよ。

 出て来れたら、空も飛べるし、楽しくなるよ」




と心の中で話しかけて、頭をなでてあげました。


すると、ああいうのは初めて見たのですが、


母の口元のまわりが、ゆらゆらと蜃気楼みたいに揺れ、何かが出ているように見えました。


それは、まさに「
蜃気楼」という感じで、うまく表現ができません。


ちなみに、その頃、多くの友人が母のために祈って下さっていたそうです。


葬儀屋さんとの打ち合せが終わり、ふたたび母の元に戻ると、


驚いたことに、苦悶の表情が、安らかな笑顔に変わっていました。


話には聞いていましたが、魂が納得して体内から出られると、


「これほどまでに表情が変わるんだ!」


と、かなり驚いた次第です。


この話を精進落としの際に親戚一同に伝えましたところ、葬儀屋さんが興奮して、




「そうなんです!(ToT) 

 長年この仕事をしていますが、

 多くのお坊さんが教えて下さいました。

 遺体であっても、伝えている内容は必ず聞こえていて、

 100%何らかの反応があるそうです!」




ということをわざわざ話してくださいました。


ちなみに、母とは生前、




「おじいちゃんは、通夜の晩、約束通り、人魂になって出現。

 おばあちゃんも、通夜の晩、

 約束通り、テレビを大音響で付けてくれた。

 お母さんも、何かしますか?」




という会話をしていたのですが、



「いやよ。

 私は、そんな難しいことできないわ!

 だいたい、恥ずかしいし…(^^;」




と答えた通り、母の葬儀は、平和裏に何も起こらず終了いたしました。


 

 

 

久美子・葬儀




でもたぶん、


あと1ヶ月くらいは、地上で遊んでから帰天するんだろうなぁ…



 

永遠に・部分04

 

 

 

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