434、よく使うスピリチュアル用語(4) | 綾小路有則のスピリチュアル・レポート

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前回は、「おもての天国」についての解説でしたから、今回は、その逆、「うらの天国」の説明をしましょう。



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第三章「うらの天国」



うらの天国というと、地獄を想像してしまいますが、そうではありません。


なぜ、そういった霊界ができたのかと申しますと、


「悪」とレッテルを貼ってしまうことのできない、微妙な霊人がいらっしゃるからです。


悪戯好きな妖怪や魔法使い、人類の進化に貢献はしているのだけど、おもて側の神々から見ると、やり方があらっぽ過ぎる破壊神、戦闘神、祟り神、邪神たち…


うらの天国には、このような霊人がいらっしゃいます。


地獄界というのは、四次元の下層部にできたよどみで、地球霊界全体から見ると、小さな区域です。


そして、四次元の中層部あたりには、死んでまもない人たちが行く世界があります。


ここはまだ天国とはいえない、準天国的な世界です。


地獄に堕ちなかった人たちは、暫くこの世界で過ごしますが、大抵の場合、霊としての自覚が芽生えて、その上の五次元の世界に上っていきます。


この「五次元」というのが、善人が住む、いわゆる「天国」です。


ここに住む人々は、普通の人間霊ですので、空を飛んだり、サイコキネシスを使って物体を動したり、破壊する力は弱いです。


せいぜい、念の力で、食べ物や生活用品を作って、近所の人とコミュニケーションをしている程度です。


自分が霊である自覚を持っている人もおりますが、何百年も過ごしているうちに、それを忘れてしまう人も多い、のんびりした世界です。(^^;


言葉は悪いですが、物事を深く考えない人が多いので、「神さまがどんな存在か」「霊がどんな存在か」を突き詰めて考えたりしません。


そういった認識については極めて不勉強で、「ほとんど知らない」といっても過言ではありません。


ただただ平凡な善人として、天国で暮らすことに従事しています。


このように、五次元までは霊力が弱い善人が住む世界ですので、恐らく「おもての天国」と「うらの天国」といった、明確な線引きはされていないでしょう。



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妖怪界



六次元からが、高級霊界と呼ばれる世界になります。


この世界の住人は、「神さまがどんな存在か」「霊がどんな存在か」を研究、および修行しておりますので、霊特有の超能力を発揮できるようになります。


小さな創造力を初めとし、飛行能力、テレポーテーション、サイコキネシス、テレパシー、変身、分身などの能力です。


六次元霊は様々な霊能力に卓越しているのでありますが、地上の人間とさほど変わらない思考形態を持っておりますので、愛や慈悲の精神が未熟な方は、過激な行動を起こすことがあります。


そうですねぇ…


この世にも、ドロドロした趣味を持っている、やや危ない性格をした妖怪みたいな方がいらっしゃいますが、こういった方は、六次元に帰天しますと、本当に妖怪になります。(^^;


時折この世に降りて、人を脅かしたり、かどわかしたりするので、世界には妖怪の伝説がたくさんあるのです。


ですから、全ての高級霊を一緒に住まわせると、妖怪タイプの霊人が悪戯をしますので、まじめな霊人が迷惑を被ることになります。


そこで、バリアーみたいなものが張って、「おもての天国」と「うらの天国」の住み分けがされるようになりました。


下記に図を添付しますので、参考にして下さい。



霊界図




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魔界(魔法界)



ここは、悪魔が住んでいる「魔界(悪魔界)」とは違います。


魔法使い、妖怪、邪神などが住んでいる世界のことを総じて「魔界」と称すことがあるのです。


しかし、うらの天国の「魔界(魔法界)」は、地獄の「魔界(悪魔界)」と混同しがちですから、誤解をまねかないように「魔法界」という呼び名を使った方が宜しいでしょう。


でも、日本語に訳すときに、なぜ、悪魔の「魔」の字を使ったんでしょう?


うらの天国の神さまが使っても「魔法」というのは、ややこしいです。( ̄▽ ̄;)


「魔法」は、英語では「Magic」です。


ひょっとすると、元の「Magic」も悪魔的な意味合いがあるのでしょうか?


キリスト教は中世に「魔女狩り」をしていましたから、「魔法は悪魔のなせる業」という意味が含まれていたのかもしれません。



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天狗界



天狗というと妖怪の一種なのですが、極めて霊力が高い存在です。


八次元の如来や大天使に匹敵する天狗も存在します。


地球に来る前は、空を飛べる「レプタリアン」として修行していた霊人が多いようです。


それゆえ、天狗は人をかどわかしたり、「神隠し」という笑えない悪戯をすることが多いのでしょう。( ̄▽ ̄;)



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仙人界



天狗同様、霊力の高い存在です。


天狗とどこが違うのかと申しますと、見た目は皆さまご存知の通り、まったく異なっています。


しかし、八次元以上の高級霊は、「姿はあってなきが如し」「思考するエネルギー体」となりますから、八次元以上の天狗や仙人が人間的な形態を取っていない場合は、見分けることは難しいでしょう。


ただ、強いていえば、天狗は力に長けていて、仙人は智恵に長けている、と言われています。


うらの天国の大御所といえば、シュメールの破壊神「エンリル」や旧約聖書の戦闘神「ヤハウェ(エロヒムとは別の存在)」が存在しますが、一説によりますと、彼らは九次元の大如来に匹敵するそうです。


エンリルは、自分を信仰しない人間を洪水で滅ぼしていますし(ノアの洪水という説がある)、ヤハウェは、モーセの後継者のヨシュアに命じてカナンの先住民を根絶しにしています。








なぜ、大量虐殺をしているのに悪魔にならないのかと申しますと、彼らは地球を進化させるために大きく貢献しているからだそうです。


うら神さまの特徴は、「愛」を軽視して、「正義」を重視する点にあります。


そのため、「この人類は、もはや見込みなし」と判断すると、「絶滅させて、他の民族に生まれ変わらせれば良い」と、過激な行動に出る場合が多いです。


ただ、正義という錦の御旗(にしきのみはた)を掲げても、その実「私心」が多く含まれていると、堕天使「ル●フ●ル」のように、堕天して悪魔になるケースもあります。


ちなみに、天狗・仙人界の霊人たちは、通常何をしているかというと、もちろん地上の人々を指導する仕事をしていますが、


そうでない場合は、霊界で自分の霊力を磨くために修行をしているか、


それを競い合うために、戦いをしているそうです。


「ドラゴンボール」の中に出てくる神さまは、ほとんどが戦闘神で、いつも修行や戦いをしていますが、天狗・仙人界というのは、正にあのような世界です。


アニメ版では、「あの世一武道会」が行われていましたが、実際にそういった試合が行われている可能性は大であります。(;^_^A



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邪神、祟り神



さしたる違いはありません。


両方とも似たような存在です。(^^;


ただ、邪神や祟り神には、二通りあります。


うらの天国に在住する神として人類を罰したり祟ったりする場合。


これは、上記のシュメールの破壊神「エンリル」や旧約聖書の戦闘神「ヤハウェ」が相当します。


もうひとつは、平将門のように不本意な死に方をした念の強い人間が、悪霊となって人々に祟りを与える場合です。


この場合は、地上の人間の都合なんですが、鎮魂のために神社を作って、無理やり神さまに祭り上げています。


こういった場合、神さまとして祭り上げられてはおりますが、実態は、悪魔や悪霊と化しています。


ただ、数百年もすると呪いの気持ちが解けて、帰天して正規の祟り神になるケースもあります。


平将門は、帰天して荒神になった口だそうです。


すみません、祟らないで下さい。(;^_^A



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地獄界



地獄については、下記を参考にして下さい。



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参考書籍(五十音順)











※ 神曲










※ 私は霊界を見て来た(マンガ版)




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