73、愛と経済 | 綾小路有則のスピリチュアル・レポート

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こんにちは。


今日は、「愛と経済」という珍しいテーマです。(*^.^*)


霊的観点から語った「目から鱗」的なレポートでありますので、ぜひご覧ください。



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世界宗教のいくつかは、豊かになることを否定していますが、これは当時の時代背景を考えると、仕方ないことかもしれません。


昔は庶民が発展していくための教育が施されていませんでしたから、大金持ちになる人は、どちらかというと「物欲」が強く、弱者から搾取する人が多かったのでしょう。


当時は奴隷制度もありましたし、心清き貧乏人が苛まれ続けておりました。


ですから、イエスさまは、横暴な金持ちを禁めるために、



「財産のある者が神の国に入るのは、なんと難しいことか。

 金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい」



という思想を説いたのでしょう。


しかし、経済が発達した現代では、


「心清き人こそ、繁栄しなければならない!」


という思想が常識となることが急務となりました。


自由経済の基礎を造られた方は、ギリシャ神話で有名な「ヘルメス」という神さまです。


実はこの神さまは、今から数千年前にギリシャに実在した王様で、ギリシャ~エジプト圏を統一し、物々交換が主流だった時代に貨幣価値制度を創造し、自由経済の基礎をつくられた方です。


ギリシャ神話はゼウスを中心に語られておりますので、ヘルメス王の行った偉業についてはあまり語られておりません。


その理由は、ヘルメス王が没した数百年後にゼウスが降臨してギリシャを統一し直したので、ヘルメス王がゼウスの息子として歴史が書き換えられてしまったからです。


一方エジプトでは、ヘルメス王の没後「神秘文明」が発展していきましたので、その思想が後世まで伝承されていきました。


ですから現在欧米では、ヘルメス王は引き寄せの法則を記した「ヘルメス文書」「エメラルド・タブレット」の神さまとして知られています。


日本でも「引き寄せの法則」はベストセラーになりましたので、「ヘルメス文書」と「エメラルド・タブレット」は、かなり有名になりました。


ヘルメス王のすごいところは、武力のみで世界を統一したのではなく、思想の力で巨大な文化圏をつくり、その文化圏に交流した国々が豊かになっていくカルチャーをつくったことです。(この話は、レポート「衝撃の真実(3)」で詳しく語りましたので、ぜひご覧ください。)


ヘルメス王は、物々交換が主流だった時代に、貨幣という媒介を創造し、敵対する国同士が文化交流をすることにより豊かになるシステムを構築しました。


なぜ貨幣制度で世界が幸福になったのか?


現代に生きる私たちは、それが当然のように思ってしまいますが、実はこれには大きな秘密があります。


貨幣制度の理念には、天上界の法則が絡んでいるのです。


天上界では、


「他人に愛を与えた者は、どんどん幸福になっていく」


という法則があります。


なぜなら、他人を幸福にする行為は、「愛」という「神さまのエネルギー」を供給する行為だからです。


愛という「水流」を流せば流すほど、神さまという巨大なダムから「水流(愛)」が補給され、魂の器が大きくなっていきます。


神さま、


すなわち、大宇宙の創造主「超宇宙意識」は、言葉を変えれば、「愛」という「エネルギー体」です。


天上界も、そこに住む全ての生命体も、「愛」という「エネルギー体」で作られているのです。


ですから、天上界では、


「他人に愛を与えるほど魂の器が大きくなっていく」


という現象が顕著に表れるのです。


ところが、この世は物質の世界ですので、「愛のエネルギーの循環法則」が、天上界ほどダイレクトに現れません。


ですからヘルメス王は、「他人に愛を与えるほど魂の器が大きくなっていく」という、天上界の「愛の循環法則」を何とか地上に代替できないものか考えたのです。


しかし、地上の人間は霊のようなエネルギー体ではないので、他人に愛を与える度に体が巨大化することはできません。(^^;


そこでヘルメス王は、愛を供給する人は、貨幣を通して繁栄するというシステムを作ったのです。



金持ちが富を社会に「循環」させることによって、世界全体が幸福にまるシステムを作ったのです。



これが、自由経済の持つ本来の意味です。


それから数千年の時が過ぎ、貨幣価値の本来の意味が、だんだん忘れ去られていきました。


21世紀は、


「宗教と科学が融合するアクエリアスの時代になる」


と占星術で言われますが、それはまた、


「宗教的精神と経済原理が融合する時代」


でもあると思うのです。


現代では、 


「多くの人を幸福にする者にこそ富が与えられる」


という経済原理がはっきりと示されていません。


それどころか、社会的に有害なものであっても、需要があるなら繁栄できる「欲望経済」が横行しています。



21世紀の経済は、


「自由経済の本質は、愛のエネルギーの循環にある」


という、理念経済をシステム化しなければなりません。


もっとはっきり言えば、



「多くの人々を幸福にできた人は、どんどん豊かになっていき、

 人々を堕落する方向に導いた人は、どんどん貧乏になっていく!」



「悪人こそ、貧乏になっていく!」



という、経済システムを作っていかねばならないのです。



合掌…。(_ 人 _)




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