「其ノ貮拾參」でご紹介した雑誌「兒童生活」に日本兒童遊園協會が日比谷公園内に移転したとありました。
そのことを日比谷図書文化館のTさんにご報告したところ、それは日比谷公園内にある旧日比谷公園事務所ではないかと、またもや貴重なサジェスチョンをいただきました。
そこで。
早速ゆくことに。
有楽門から入って晴海通り沿いに2分ほど歩くと・・・あった、ありましたよ。
あれ!?
どこかで見たことがある。
汽車のベンチと瀟洒なバンガロー風の建物。
おお、そうだ。
虎姫一座のtomocoチャンがブログに書いていたあの建物だ。
http://ameblo.jp/ramtmc-shine1/entry-12019546250.html
へぇ~~、こんなところにあったんだ。
しかも、旧日比谷公園事務所だぜ。
中を見てみたいな。
どこから入るんだろ。
建物は鉄柵で囲まれ、鉄門はしっかと閉まっている。
鉄門には花飾り。
どうやら結婚式場として使われているらしい。
が、鉄門をよく見ると鍵はかかっていない。
かんぬきを外して庭に入ります。
洒落た階段を上りドアを開けました。
「ごめんください」と声を掛けると・・・下からかわゆい女性が上がってきます。
「あの、中を見て写真を撮りたいんですがいいですか」
「はい、どうぞ」
どうやら私のような見物人は他にもいるようだ。
2階は2部屋のみ。
写真をご覧ください。
ステキでしょ。
明治43年竣工か。
明治のころの建物ってのはいいね。
維新なって外国からの知識文物をぢゃんぢゃん取り入れようとした先人たちの意気込みが伝わってくる。
「あまり広くないけど、これだと数十人程度しか招待できないですね」
「ええ、そうです」そうか、ひょっとしたらtomocoチャンは下見に来てたのかな。
おやおや、「千代田文化財巡り」は迷路に彷徨いこんでしまいました。
どこへゆくのか「千代田文化財巡り」。
迷路脱出ゲームに挑戦してみるか。
そんなワケで、次回に乞御期待。