職場の健診で便潜血があるとの結果が出たので早速大腸の内視鏡検査をしてもらうことにしました。
たしか２年前にもやったんだよね。
駿河台にあるそのクリニックは美人看護師さんが多いので有名なんです。
タノシミだな（なにが）。
待合室で待っていると美人看護師さんのひとり（以下Ｂさん）が透明な液体の入った大きなパックを何本か私の前にどさっ。
「経口腸管洗浄剤」と書いてあります。
要するに下剤ですね。
内容量は・・・２リットル！
一升以上飲めってことですよ、あぁた。
つまり、これをぜんぶ飲んで大腸内を空っぽに（ウンコが残ってない状態に）しましょうってんですね。
ああ、いいでしょ。
飲んであげましょ。
かわゆいＢさんのためならネ。
コップにどぼどぼ。
グビッ。
ほんのり甘味があるね。
錠剤もいっしょに飲んぢゃえ。
グビッ。
もう一杯。
グビッ。
よぉし、もう一杯。
グビッ。
・・・おぅ！１リットル飲んぢゃったよ。
よおし、勢いをつけてもう一杯。
グビッ。
ぢゃんぢゃん飲もう。
グビビ。
えい、面倒だ。
全部飲んじまえ。
グビグビ・・グビグビグビ・・・グビグビグビグビビグビグビグビリグビグビ・・・
ふぅ～飲んじまったゼ。
よぉっ、姐チャンもうイッパイ。
なんてこたぁいいやしません。
さあて、あとは天命を待ってトイレに駆け込むのみ。
１回目・・・かなり濃いね。
２回目・・・まだ濃いめだね。
３回目・・・ちょっぴり濃いね。
４回目・・・薄くなってきましたよ。
５回目・・・かなり薄いな。
６回目・・・そーとー薄いよ。
７回目・・・もうダイジョーブだろ。
ほんのり頬を染めてＢさんを呼びます。
「あのぅ・・・いかがでしょうか」。
「あ、いいですね」。
平然とＢさん。
ううっ、恥ずかし。
で、いよいよ検査です。
ロッカールームには着替えの上下。
パンツの後ろが大きく割れています。
これから私を待受けている事態がしっかと理解できる。
・・・ここから大幅に割愛して。
結果です。
ポリープが見つかりました。
ふたつも！
取ることにします。
ひとつはワイヤで、ひとつはペンチで。
血が流れているけど痛みは感じません。
それにしても私の大腸はきれいだね。
ってゆうか、おいしそう。
豚のシロがあれだけうまいんだから私のシロはもっとうまいんぢゃないかしら。
食べてみたいな。
と、これは「私の夢」だね。
ところで。
俳優の今井雅之さんが大腸がんのため逝去されました。
慎んでご冥福をお祈りします。