最近は、年越しそばならぬ年越しうどんを召しあがるご家庭が多いとか。
ほかならぬ我が家もそうでした。
「でした」とゆうのはここんところ年末年始は実家に帰らないもんですから、うどんを打つ機会がありません。
帰郷すると必ずうどんを打って兄弟とその子どもたち(甥姪デス)にふるまっていたのです・・・
が、久しぶりにうどんを打ってみることにしました。
とゆうのも、あちこちの飲み屋で「オレのつくったうどんを食べたらよそのうどんは喰えねーゼ」なんて大法螺を吹いていたもンですから、年内にどーしても証明しなくちゃならない破目に陥ったんでアリマス。
では、つくりましょうか。
まず、ボールに1kgの中力粉をふるい入れ、30gの塩を溶かした440ccの水を注ぎます。
はじめは両手で混ぜ、揉む。
間違えないでください。
練るのではなく擂って揉むのです。
粉の粒子の隅々まで水をゆき渡らせるつもりで揉みます。
さて、パラパラのおからのような状態になったらOK。
これを固めて団子状の塊にします。
ぽろぽろと破片が落っこちてもダイジョーブ。
このおからの塊を丈夫なビニール袋にぴっちりと入れます。
私は10kg入りの米袋を利用してますけどね。
待つこと1時間。
あ~ら不思議。
ぱさぱさだった塊がしっとりとした団子にまとまってきましたよ。
では、踏みましょう。
団子の入った袋ををゴザの間に挟み(ゴザがなければそのままでいいでしょ)、足のかかとに全体重を掛け、まんべんなく踏みます。
40~50回踏んで平たくなった円座状の麺生地を折り返してさらにまた足踏み。
これを3~4回繰り返したら、常温の部屋で数時間寝かせます。
3~4時間経過。
熟成した麺生地はしっとりと羽二重のように滑らかな肌になっています。
すばらしい。
キスしてもいいかな。
ちゅ。
えっ!?
あなた、蛇蠍を見るよな顔をしないでくださいな。
後ほど熱湯でゆでるんだからヘーキよ。
そんなワケで、「手打ちうどんをつくろう」第一部はこれで終了。
第二部はすぐにはじまりますから、モニターから目を離さないでね。
なんだか、大晦日恒例、忠臣蔵第一部・第二部一挙上映みたいになってきたな。