恒例の町会の歳末夜回りがありました。
町会の役員、青年部、近所の子どもたち、町内の会社員も集まって、拍子木を打ち鳴らし「火の用~~心」と大声で叫びながら町を練り歩きます。
神田警察署長、神田消防署長が陣中見舞いに訪れると、酒盛りのはじまり。
万かつサンド、お寿司などを頬張りながら、ぐびぐびと缶ビールを飲み、燗酒のコップを空けます。
子どもたちには近江屋のケーキ。
私はといえば、炭火がパチパチとはぜている一斗缶に金網を渡し、昨夜つくったアジの一夜干しを炙っています。
これの評判がいいんですよ。
吉池で買ったひと盛\300の新鮮な小アジを立塩(たてしお)にして(海水くらいの塩水に30分~1時間浸し)干すんです。
ベランダの物干し竿にハンガーを吊るし、鉄串を通したアジをひっかけ天日に干します。
でも、天日干しとゆうより実は風干しなんだけどね。
冬の寒風に一晩さらされたアジは水分がとび、身がひきしまって程よい味加減になるんです。
だから、干物は冬にしかできない。
東京なら12月、1月、2月の3ヶ月間に限定されるだろーね。
夏に干そうもんなら、ハエがたかってきて全身真っ黒になる。
さっと炙っていただく小アジの干物。
日本酒にあいますね。
では、いただきまぁす。