ラーメンとカレーは永遠の味である。
と、おもう。
「永遠の味」とは、これこそがラーメンだ、とか、これが求めていた究極のカレーだ、などとゆうものは存在しないとゆうことです。
蜃気楼のように、ゆけどもゆけどもその実体には触れることもできず、おおそこにあると手を伸ばせば掻き消えてしまう。
多くのラーメンやカレーを食べてきました。
おいしいラーメンやカレーは確かに存在します。
でも、これが、私が求めてきたラーメンであり、カレーであるかとゆうと、ちょっと違う。
求めても求めても手に入れることができない。
それが、ラーメンとカレーぢゃないのか。
今はもうやめちゃったけど〇〇軒のラーメンがイチバン美味しかった、とか、子どもの頃お袋がつくってくれたカレーが最高だ、とかの話をよく聞きます。
困る。
再現不能、あるいは極私的な味を聞かされても、それを味わう術はないのだから。
青い鳥なんでしょうね。
ラーメンとカレーは。
でも、ひょっとして、身近なところにあるのかな。