サテライト講習会♪ワーグナー&ニュルンベルクのマイスタージンガ―”
さて、今朝の朝ご飯はカフェDEMELのザッハトルテ。
やっぱり甘かった・・・。ていうか、周囲のチョココーティングがチョコレートというよりも砂糖菓子っぽい。これは好きな人は好きだと思うけど、私はやっぱホテルザッハのザッハトルテに一票だな~。
話は変わって、今日はオーストリア時間の13時から、鳥取のムジークテアターの稽古場と私の部屋をスカイプで繋いで、ワーグナー作曲の”ニュルンベルクのマイスタージンガ―”観賞会&講習会でした。
稽古場が市民会館だったので、日本時間の22時には完全撤去しなくちゃならず、2時間足らずの講習会で、観賞と講習というのはナカナカ厳しかったですが、少しでも参加者の皆さんに、作品と作曲家についての理解を深めてもらえたなら幸いです。
鳥取での様子。パソコンに映っているのが私
※決してよからぬ宗教の集会ではありません!(←近しいものはあるかも知れませんが・・・笑)
私はオペラ作品を勉強する時に、当たり前なんですが、作曲家のことをまず勉強します。人によって作品理解の糸口や方向性は様々だと思うのですが、私の場合は、まずはその人の人柄を知ることに重点を置くタイプです。あまり、歴史上の人物だとか遠い人だと思うことはありません。友人を理解するようにその人となりを理解したいからです。
音楽よりもまず、その人となりを知り、その作曲家の人生の中で、その時期作られたオペラがこれだなんだな~。というところから作品理解へのアプローチをしていきます。
どの作品においても、非凡な才能に恵まれた大作曲家が作ったことに間違いはないのですが、所詮は私たちと同じ人間だということを忘れたくないのです。
それに、知れば知るほど作曲家は人間味あふれる人としても興味深い人が多く、またその体験も波乱万丈で”あぁ、だからこの人の音楽はこうなのか。”と思わされることが沢山あります。
勉強や研究というよりも、好きな男性、気になる友人のことを理解したい、と思うような気持ちです。
今日の講習会でも、みなさんにワーグナーという人間に興味を持ってもらえるような講習内容にしたかったのですが、果たしてどうだったでしょうか・・・。
このような講習会を、また定期的に行っていく予定なので、鳥取の皆さま、楽しみにしててくださいね~
昨日はKっちゃんとベルヒテスガーデンに行って、ケールシュタイン山と、ケーニヒス湖に行ってきました。
F田君は稽古が入っていたのでまたもや一緒に行けずに残念。
次のお休みに、また一緒に行きたいと思いま~す。