珈琲が大好きだから。
こんな風にして飲んだりする。
でも基本的には。
誰かに淹れてもらうのが好きだ。
珈琲豆の種類は覚えられないし
こだわりのようなものはなにひとつないんだけど
時々えらく優しい珈琲に出会うことがあって
そういう珈琲をいつも飲んでいたい。
この珈琲は
あたしの手でガリガリ挽いて
入魂のヘタクソなドリップをして
できるだけ
まるい器にそそいであげたかった。
そして。
ひとくちふくんで
珈琲をしみじみ眺めてたら。
雲が晴れて
陽が射してきて
素敵なことが起きたのよ。
続くのだ。
アラほらサッサー