ウォーリーを観てきた。
ピクサー作品が大好きで
かれこれ1年半くらい楽しみに待ってた。
絶対に素晴らしいってわかってたの。
そうでなきゃ
ドリンクとポップコーンの
ウォーリーセットなんて買わない。
脚本、映像、音楽
すべてが完璧だった。
ドキドキしたりハラハラしたりホロリときたり和んだりが振子の原理で訪れる。
メトロノームのように何拍おきかにチーンとくるというか
鼓動が三三七拍子。
映画を愛して知り尽くしている人にしか
荒廃した地球にたったひとり。
700年もひとりぼっちでがんばっていた
お掃除ロボットウォーリーは
いつか誰かと手をつなぐことを夢見ながら
ゴミの山から宝物をみつけながら暮らしていて。
ある日ウォーリーの目の前に突然現れた
真っ白に輝く美しいロボット イブに一目惚れ。
物語はシンプルで
ほとんどセリフがない。
ピュアなラブストーリーであり
便利に溺れて思考停止した堕落してゆく人間への風刺でもあるんだけど
エコロジカルなお説教ではなくて
両極端な世界に描かれた細やかな心理描写の中に
夢、希望、優しさ、強さ、勇気。
たくさんの想いが込められた
あったかくてせつなくて手をつなぎたくなる
愛の結晶のような物語だった。
泣きました!
って
ひとことでいいか。
もうボロボロ泣いた。
泣いてるのあたしだけだったけど。
2009年の最高傑作になるって断言できる。
あなたにも観てほしいなぁ。
とても伝えきれない。
アラほらサッサー