パン・ヴィエノワは生地に卵黄と牛乳を使ったコクのあるパンですが、

ブリオッシュや、菓子パンのようなヴィエノワズリーよりはあっさりしています。

 

ほんのりとした甘みで、食事系サンドにも合うパンです。

準強力粉を使用して作られますが、今回は強力粉と薄力粉をブレンドして作りました。
 



【材料(4本分)】

(生地)
国産強力粉(はるゆたかブレンド) 120g

国産薄力粉(ドルチェ)50g
元種 60g
卵黄 1個+牛乳 70g 

水  25g    (粉:水分   200:125   62%)
きび砂糖 16g(8%)
天然塩 3.6g(1.8%)

 

無塩バター 20g(10%)

 

(仕上げ)

溶き卵  適量

 

 

 

 

 

生地の無塩バター以外の材料を合わせてこねます。

材料が均一になり、生地が繋がってきた感じになったら、無塩バターを加えます。

生地が滑らかに薄く伸びるようになるまで捏ねます。

 

 

一次発酵

生地をきれいに丸めてボウルにラップをして、2~3倍の大きさになるまで一次発酵します。
レーズン酵母のパンの一次発酵の時間の目安は、夏場で6時間から8時間、真冬で12時間前後です。

 

一次発酵後

 

 

 

 

分割・ベンチタイム

 

生地を4分割してきれいに丸め、乾かないようにラップや濡れ布巾を被せて20分置いておきます。

 

 

 

成形

成形生地を横幅20cmくらいの長めの楕円形に伸ばします。

 

 

上下から真ん中まで折り、中央で合わせてつまんでしっかり綴じます。

 

 

 

 

天板にオーブンシートを敷き、綴じ目を下にして生地を並べます。

 

 

 

溶き卵を塗ってクープナイフを使って斜めの切れ込みを約1cm間隔で入れます。

 

 

 

生地が乾燥しないように霧吹きをかけて、

オーブンの庫内など風の当たらない場所で1.5倍から2倍の大きさになるまで二次発酵します。

二次発酵の時間の目安は時期にもよりますが90分前後です。

 

二次発酵後

 

 

 

 

 

210度に予熱したオーブンを190度に下げて14分焼きました。

 

 

 

 

 

 

 

食事系サンドの他に、

カスタードや生クリーム、ミルククリームなどを挟んでスイーツパンにするのもおすすめです。