Fリーグのプレーオフ争いは本日が山場! | 杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba

Fリーグのプレーオフ争いは本日が山場!

Fリーグは名古屋オーシャンズがリーグ1位でプレーオフ進出を決めた。注目はプレーオフ進出の2位、3位争いだが、昨日ペスカドーラ町田に勝利した府中アスレティックがシュライカー大阪を抜いて暫定で2位になった。

数字上では7位のバサジィ大分までがプレーオフ進出の3位の可能性が残されている。
しかし、対戦相手等を考えると3位の大阪と勝ち点差8の6位バルドラール浦安までの5チームに絞られるだろう。

府中は残り5試合で勝ち点9を取れば他チームの結果に関係なく自力でのプレーオフ進出が決まる。アウェイで名古屋、大分との対戦が残されているが、ここを落としても残りの浦安、湘南ベルマーレ、アグレミーナ浜松の3試合を取れば良いので、年末最終戦のアウェイ大分戦を落とした場合、年明け早々のホームの浦安戦が最大のポイントとなる。

暫定3位の大阪は自力でプレーオフに進出するには本日の浦安戦を含めて、残り6試合で勝ち点11が必要だ。しかし、対戦相手を見ると、浦安(アウェイ)、神戸(ホーム)、町田(アウェイ)、エスポラーダ北海道(アウェイ)、名古屋(アウェイ)、大分(ホーム)とプレーオフ争いの浦安、神戸、北海道、そして王者名古屋との対戦が残されている。さらに、町田には前節引き分けており、大分にも前回はアウェイで引き分けている。
現時点で4位の神戸、5位の北海道とは勝ち点差で7も開いているため貯金は多いが、北海道は町田、湘南、浜松との対戦が残されており、ライバルの大阪、浦安戦はどちらもホームで戦える。名古屋戦はアウェイだがここを落としても6戦で勝ち点15を稼ぎ、最終的には47まで伸ばす可能性も十分にある。
そうなると大阪は残り6試合で勝ち点8を獲得しておきたい。そのためには、アウェイの町田戦、最終節のホームの大分戦を勝利し、浦安、神戸、北海道の3試合で勝ち点2を取りたい。

4位の神戸も北海道と同様に、町田、湘南、浜松との対戦が残されている。しかし、町田には前回ホームで敗れているため油断はできない。しかも、大阪、浦安との直接対決もアウェイなため、大分には今シーズン1敗1分で、過去3シーズンも3勝3敗3分と相性が良くない。
さらに、鈴村の欠場で戦力ダウンも否めないだけに、4位だが5位の北海道よりも厳しいだろう。

6位の浦安は本日の大阪戦の結果で大きく変わってくるが、今シーズンは2戦ともアウェイとはいえ2敗している。今日はホームだが、ここで負けると3位の府中(大阪は2位に上がるため)とは勝ち点差が10となる。府中は下位の湘南、浜松戦が残されており、今シーズン負けていない。そうなると府中は勝ち点47まで伸ばすと予想できる。つまり、浦安は大阪に負けると残り5試合で勝ち点16を取らなければならないため、事実上のプレーオフ進出争いから脱落してしまう。

さらに、北海道ほ本日アウェイで名古屋と対戦するが、過去名古屋とのアウェイ戦は1勝2敗1分と5割の確率で勝ち点を獲得している。もし、本日も勝ち点1以上を獲得すると、大阪は勝ち点を9以上獲得しておきたい。前述では浦安、神戸、北海道の3試合で勝ち点2を取りたいと書いたが、3以上必要になるため、本日の浦安戦に勝利して余裕を持ち、ライバルにプレッシャーをかけたい。

だからこそ、本日の浦安対大阪戦は非常に重要な一戦となる。

その瞬間を見逃せない方は、今からでも浦安へ行きましょう!

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