オーシャンアリーナカップ決勝 | 杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba

オーシャンアリーナカップ決勝

オーシャンアリーナカップは名古屋が悲願の初優勝で幕を閉じました。

大阪も名古屋対策を講じてきましたが、名古屋の方が一枚上手でした。いや、リカルジーニョが上手でしたというべきでしょうか。

昨シーズン、驚異的な守備力で日本フットサル界にゴレイロの新しい価値観を植えつけたイゴールから、あっさりゴールを奪ったのは圧巻でした。
先制点の場面ではちょうどリカルジーニョとイゴールの延長線上から撮影をしながら見ていたのですが、カメラのファインダーの中で、パスを受けて反転をした直後にイゴールとシュートコースを見ているリカルジーニョがはっきり見えたのが印象的でした。

事前にイゴールの動き方を分析していたようで、この場面でも反転した際に、「イゴールの体の向きを確かめてからシュートを放った」と。

イゴール相手にいとも簡単にゴールを奪ってしまうとは...。
世界は広いです。


そのイゴールですが、試合中に負傷してしまったのが気になります。
負傷後も足を引きずりながらも、チームメイトがボールを出して交代させようとうしても、ドクターや監督が戻るよう指示をしても、懸命にプレーしていたのが責任感が強いイゴールらしかったです。

リカルジーニョとの対決は今後Fリーグの名勝負になるでしょうから、彼の怪我が深刻でないといいのですが...。