オーシャンアリーナカップ準決勝 | 杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba

オーシャンアリーナカップ準決勝

昨日は、オーシャンアリーナカップの準決勝を見てきました。

勝利した大阪、名古屋は個々の力もさることながら、チームの成熟度で他を2、3歩リードしているのが目立ちました。
大阪はアドリアーノ体制になって2年半。名古屋もアジウ体制で3年目を迎えるだけあり、やりたいことを選手達が体現できていますね。(もちろん100点満点でもないし、今が完成というわけでもないでしょうが)

一方、大阪に敗れた大分は、個々の能力は高くポテンシャルもまだあるように感じられましたが、チームとして戦えていないようでした。

彼らを見ているとサッカーW杯のアフリカ勢に見えてしまいます。
攻守において、戦術、連携がチーム内に浸透して、1試合通じて戦えるようになれば凄いチームになるのでは?と期待させる何かを持つ大分ですが、館山監督の考えが選手に通じるまでにまだ時間がかかりそうですね。

そして、リーグ参戦2年目となる北海道は、昨シーズンと同様の積極的な戦い方は、見ていてとても清々しかったです。


名古屋を相手に1-8と点差こそついてしまいましたが、実力差はそこまで無いと思います。

ですが、戦術面での差は大きく、次対戦をしても同じやり方をしたらこれくらいの差がついてしまうかもしれません。

個人的には一貫した積極的な戦い方は大好きなのですが、リーグ戦でトップ3に入るためには、戦術面が課題かと...。

こう振り返ると、やはり名古屋と大阪が他よりも数段優れているとあらためて実感しました。