行かない理由
※今日のブログは決して非難しているわけではありませんのであしからず
今回のフットサル日本代表のスペイン遠征の取材にはもともと行く予定は無かったのですが、いろんな方から「杉浦さんは行かないの?」と聞かれました。
僕の中で「行く」という選択肢はまったくと言ってよいほど存在していなくて、お金と時間がふんだんに有り余っていたとしても、今回は行かなかったと思っています。
今の日本代表にとって今回の遠征が無意味とは思っていませんが、今回得たものをどう生かしていけるか、まだその環境が整っていないから、得たものを発揮できないまま忘れていってしまう気がしてなりません。
以前、海外でプレーしていたスポーツ選手が、「海外遠征で試合をして『経験になりました』とか言う日本人がいるけど、それってすぐ忘れていることが多い。やっぱり海外で長く試合をしないと身につかない」といった事を言っていました。
また、ミゲルらも「スペインが強いのは、ハイレベルな選手が集まり毎週決勝戦のようなリーグ戦が行われているから」と言っています。
今回の日本代表遠征は世界レベルと自分たちのポジションを知る上で有益だったと思いますが、それが今後どう反映されていくかは彼らだけでの問題ではなく、周囲や環境も大きく影響しているでしょう。そこに気づいている人も多いと思いますが、なかなか改善できないのが、フットサルに限らずサッカーも同様に日本の難題ではないでしょうか。
否定的な考えですが、もちろん日本代表が世界と渡り合えるように進化してほしいと願っているのは言うまでもありません。
日本代表15人くらいで、スペインリーグに参加してみたら面白いかもしれませんね。2年くらいでかなり強くなるのでは?
言うのは簡単ですしタダなので言ってみました。
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細部にわたって考えている彼のエッセンスがかなり入っており、試合をオーガナイズしたい人にもってこいな内容になっています。