イゴール、イゴール、そしてまたイゴール | 杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba

イゴール、イゴール、そしてまたイゴール

第15回全日本フットサル選手権 はシュライカー大阪の優勝で幕を閉じました。
大阪は確かに良いフットサルをしていて、優勝に値するチームでしたでしょう。

ただ、良いフットサルという点だけで言えば、準決勝で大阪に敗れた神戸の方が質の高いプレーをしていました。
神戸は40本以上のシュートを打ちましたが、ことごとくイゴールに止められたのが敗因なのは明らかです。

イゴール対策については、2対1を作る、キックフェイントでかわすなどありますが、そう簡単には行かないのがイゴールです。

準決勝後に行われた「フットサル・ラボ」でもミゲル監督がいくつかコメントしていましたが、個人的にはイゴールを甘く見ているかな?という印象を受けました。
(もしくは、手の内を明かさなかったのかもしれません)

ところで、今大会はイゴールをはじめ、ボラ(湘南)、上澤(府中)といった個の活躍が際立った大会でした。
リーグ戦とは違い、短期間の1発勝負だと個人の活躍で何とかなってしまうのがトーナメントの特徴で、これもまた魅力の1つです。
ですが、ベスト8に勝ち残ったのが全てFリーグ勢ということもあり、魅力が半減してしまった感もありました。

観客があまり多くなかった原因もここにあるのではないでしょうか?そういった意味でももうちょっと改革が必要かも知れません。





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