上手いの定義 | 杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba

上手いの定義

フットサルに限らず、「あの選手は上手い!」と誰もが認める選手はそれほど多くない。


野球のように攻守が明確に分かれている競技ならまだしも、サッカーやフットサルとなると満場一致というのはほぼないのでは?


そうなってしまう理由のひとつが、「考え方」だと思う。


たとえば、ドリブルやパスが上手い選手がいるとしよう。当然のことながら目立つし、チャンスメークもするだろう。こういう選手は大衆から「上手い」と評価され、得点も決めれば注目されるし、人気も出るでしょう。


しかし、味方からパスをもらえる位置に動こうとしなかったり、守備をサボったりなどボールが無いところでのプレーの質が悪ければ、そこまでの選手にしかならず見る目がある指導者から「上手い」と評価はされない。


逆に、多少のボールコントロールが悪くても、ピンチの場面には必ず顔を出して決定機を防ぐ選手は「上手い」と評価される。

ドリブルやパス、シュートはそれほど上手ではないにもかかわらず。


その考え方は言い換ると判断基準だったり価値観になるのだが、それらは日本人と外国人、特に外国人監督と我々ではどのように違うのだろう?



と疑問に思う今日この頃。