Jユース発、海外行き（直行便）

柏レイソルU-18の指宿がスペインリーグ2部のジローナへ入団することが決まった。

柏はJrユースからの一貫指導でユースの選手は全員ジュニアユースからの昇格組で、ずば抜けた連携は見事だった。その息のあったプレーは好評で、国内だけでなくスペインのビジャレアルで行われた国際大会でも、彼らの華麗なパスワークは見る者の度肝を抜いていた。

その大会でMVPを取った仙石や畑田ら中盤に注目が集まっていたが、190cmの長身ながら左ウイングとしての突破力とサイドから中への飛び込みを得意とする指宿のダイナミックなプレーは、対峙する高校生には厳しかった。

体格が大きいだけにここまでは有利に勝負できてきたが、早くから海外で慣れるのは彼にとってとても良いことだと思う。2部というのも、スペインのサッカーに慣れるだけでなく、語学なども含めてちょうどいい。

若手で将来を嘱望されるJリーガーが海外移籍を真剣に考えていた際に、「マスコミはいきなりスペインやイングランド、イタリアなどの人気のある1部リーグばかり注目するけれど、成功することを考えたら最初は2部や他の国の1部リーグの方がいいと思う」と語っていた。

3年という長期契約となった指宿。3年後に“HIROSHI IBUSUKI”とMUNDO DEPORTIVO に掲載されるのを首を長くして待ってみよう。


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参考リンク：柏ユース指宿　スペイン２部ジローナ入団（スポニチ）