知人がガンで亡くなった。
ちょうど、昨年の5月にガン発覚。
でも、もう手遅れで余命数か月と言われたそうだ。
すごく健康に気をつけてた人なのに。
それでも一縷の望みをかけて専門医の所で大手術。
ガンはすべて取りきれなかったそうだ。
手術の副作用もとても強かったらしい。
1年生き延びたけどどうなんだろう?
手術せずに緩和治療すべきだったのか?
手術して1年生きることが良かったのか?
人それぞれだとは思う。
知人はずっと「もっと生きたい。死にたくない」と言ってたそうだ。
辛くても痛くても苦しくても生きていたかったのかな。
私なら手術はしないかな。
それだけのお金もないし、痛みだけ取ってほしい。
そんなに生きたいとは思わないかな。
生きることより痛みが怖い。
ずっと痛みが激しい経験が多いから痛みが一番怖い。
どうせ末期のガンなら早く逝きたい。
家族は少しでも生きててほしいのかもしれないけど・・・
母親が発作に苦しんで亡くなったから「良かった」と思ってしまう。
もう苦しまなくて良かったねって。
可哀想だし、もっと生きたかったとは思うけど・・・
それでも、楽になれてよかったねと思う。
選択は難しい。
後からああすればよかったとか、するんじゃなかったとか悔やむけど
それでも・・・その岐路に立たされた時は一縷の望みにかけてしまうから。
私はもう今まで自分なりに結構、頑張って生きてきたから
頑張るのはもうしんどいな。
それでも癖で頑張ってしまうけど。
優れた痛み止めだけは開発してほしい。
激痛の中で逝きたくはないな。