アメリカの核を動かすシステムには、まだフロッピーが使われている | あやあやのふらふら旅行記

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今の若い人ってフロッピーディスクって知ってますかね。

 

アメリカの核を動かすシステムには、まだフロッピーが使われている

 

米国防総省が核戦力を動かすシステムに、現在でもフロッピーディスクを使用していることが、米会計検査院のレポートでわかった。 【BuzzFeed Japan】

使用されているのは8インチディスク。「このシステムは、アメリカ合衆国の核戦力、特に大陸間弾道ミサイルや核爆撃機、空中給油支援機などの指揮系統を動かしている」と書かれている。

レポートには写真もあるが、80キロバイトのデータを保管できるディスクのようだ。

米国会計検査院の調査によると、国防総省を含む26の米連邦政府関係機関が、昨年、時代遅れのシステム維持のため、およそ6.7兆円を使用していた。このうち約2.1兆円は、機器の更新に使われたという

米国防総省は2017年末までに、データ保管システムとデスクトップの端末を更新する計画があると会計検査院に伝えた。

「古いシステムは使用され続けているが、簡単に言えば、その理由は『今でも機能しているから』だ」と、国防総省広報官のジェームズ・ブリンドル中佐はBuzzFeed Newsに語った。

「老朽化の懸念に対処するため、フロッピーディスクは2017年末までに置きかえられる予定だ」と付け加えた。「核の指令・統制・通信全体を最新の機器にする取り組みは、継続して行われる」

会計検査院の報告書によると、国防総省は2020年までにすべてのシステムを置き換えるという。

 

私が今の仕事に就いた30年前はコンピューターを起動するためには電源を入れるだけではだめで、フロッピーディスクからプログラムを読み込ませないといけなかったのですよね。

 

そのフロッピーも8インチ(約20cm)という巨大なものでした。

 

でも、そのフロッピーディスクができる前までは専用のデータ記録メディアにはこれというものがなかったために、データを保存するのにカセットテープを使ったり紙テープにパンチしていたりしていたものです。

 

遠隔地にある別のコンピュータと通信するときは、電話機の受話器を音響カプラーと呼ばれるものにはめ込んでデータのやり取りをしていました。

 

もちろんデジタル変換などは行えませんので、データをアナログ音声に変換して通信をしていたので劇遅だったのですよね。

 

これは紙テープの穿孔テープ読み取り機。

学生時代にアルバイトしていた金型工場で使っていました。

 

核を制御するシステムなどは故障さえしなければ最新にする必要はないと思います。

 

むしろ、過去のシステムだとハッキングの心配をしなくてよいので、最新にしないほうが良いのではと思っています。