日韓で“かざす”携帯サービスを。NFC携帯の実証実験。SuicaとT-moneyの相互利用は? | あやあやのふらふら旅行記

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MSN によりますと、KDDIとソフトバンクモバイルは、携帯電話をかざして利用するさまざまなサービスを、日韓両国で使えるようにするための実証実験を開始するそうです。


携帯電話をかざして利用するサービスは、日本や韓国でもすでに提供されていますが、利用する技術が異なるため、相互利用ができません。

実証実験では、米GoogleがAndroid 2.3でのサポートを表明するなど、サービスの広がりが期待される近距離無線技術「モバイルNFC」を双方が採用し、相互利用の可能性を探るのが目的だそうです。


電子マネーサービスは、MasterCardPayPassT-Cashの実験を実施しPayPassは、日本の千葉、神奈川のショッピングモールなど約300店舗、韓国のソウルや釜山のコンビニなど2万5000カ所に専用レジを設置し、USIMカードにPayPassを格納した携帯電話をかざして決済できる環境を用意する。


T-Cashについては、ソウル市内の鉄道、バス、タクシー、コンビニで使えるようにするとのこと。


実証実験に利用する端末は、KDDIが東芝製「biblio」ベースの携帯電話、ソフトバンクモバイルがHTC製Androidスマートフォン(予定)、SK Telecomがフィーチャーフォンと「Galaxy S」ベースのAndroidスマートフォンとしているそうです。


尚、実験に利用する端末ですが、本体に通信用のデバイスやアンテナ内蔵されていない機種だそうです。


では、どのように通信するのでしょうか。


それは、以下のような「NFCアンテナ付きUSIMカード」を使うことによって実現させるようです。

(この部分は、一般のマスコミ報道ではさらっと流されていましたが、私的には一番気になっていたところです。)


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Publickey より引用)


USIM本体より大きなアンテナがフラットケーブルでつながって、このフラットケーブルとアンテナ部分を、スマートフォン内部の蓋とバッテリーなどの間の隙間に潜り込ませて使用することにするそうです。


ちなみに、Androidスマートフォンでは2010年12月発売のNexus SではNFCアンテナを搭載しているとのことで、このようなNFC搭載スマートフォンでは、アンテナ付きではない通常の「NFC対応USIM」を装着して専用アプリを導入すれば、NFCによるモバイル決済サービスを利用できるようになるとのこと。


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一方、日本で普及している「FeliCa」搭載のICカードですが、海外での使用はどうなるのでしょうか?


日本では、ご存知「suica」や「おサイフケータイ」の技術はソニーが開発した「FeliCa(フェリカ)」で実現しています。


一方、T-moneyカードが使用しているT-Cashは、NXPセミコンダクターズ(旧フィリップス・セミコンダクターズ)が開発した「MIFARE(マイフェア)」を使用しています。

また、MIFAREは、ソウルのT-moneyカードの他にも、ロンドン、北京、上海、モスクワの公共交通システムにも採用されています。


この二つは、全く互換性がないかと言うと、そんなことは無いのです。


通信規格自体は、「FeliCa(フェリカ)」も「MIFARE(マイフェア)」も国際規格である「NFC」の下位互換を維持しています。

使用周波数も両方とも13.56MHzを使用しています。


しかし、それぞれのデバイスをコントロールするOSが異なっていたり、アプリケーションが対応していないために相互利用が出来ないのです。

(同じ、「FeliCa」を使った日本の交通カードでも相互利用することが出来ない会社があるのと同じ原理ですね。)


ちなみに、ソニーNXPセミコンダクターズ(旧フィリップス・セミコンダクターズ)は、フェリカとマイフェアの両機能(OS、アプリケーション)に加え、他の規格の非接触IC技術方式のOSなど複数の非接触OSが搭載可能となる、「セキュアICチップ」の企画、開発、製造、販売を行う合弁企業「モベルサ(Moversa GmbH)」を2007年にオーストリアのウィーンに設立しています。


ロードマップでは、商用チップは2009年中に出荷される計画ということでしたが、まだそういう話は聞きませんね。


非接触型ICカードは、自国内での一定のシェア確保を第一段階としたら、国際利用を可能とする第二段階に進みだした感じがします。


果たしてどの方式が生き残るのでしょうか?


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