ラウンジを出て、搭乗ゲートに向かいます。
搭乗時間までまだ３０分近くありますので、近くの免税店で時間をつぶします。
何かいいお土産がないか探すのですがなかなか決まりません。
いいなと思う商品もあることはあるのですがその原産国を見るとグアム以外というのが多いのです。
マカダミアンナッツは大体ハワイ製だし、ドライフルートはシンガポール製だし･･･。(＞_＜)
結局、お土産に買ったのは家族へのウイスキーだけでした。
その後、出発ゲートである８番ゲートに向かいます。
搭乗予定時刻になっても８番ゲートのあたりは、衝立で仕切られて搭乗手続きが行われている雰囲気はありません。
ここは、到着便の連絡通路として使われているようで、到着便の乗客がすべて通過するまでJALの乗客は仕切りの外で待たされるのですね。
その到着便が遅れているようで、JAL便の搭乗手続きもすこし遅れるようです。
（もっとも、前回グアムに来たとこは、ビジネスクラスの客だけ中に入れていた気がしたのですが･･･）
まだまだ待たされるのかなと思っていたところ、突然その仕切りが係員によって取り払われました。
たまたま、私たちがいたエリアの衝立が一番早く取り払われたので、そのまま搭乗ゲートに向かい国際線初の１番目の搭乗を果たしたのでした。
v(・_・)
機材は、B747-300です。（所謂クラシックジャンボですね）
JALHPより引用
座席は事前予約をしていた３６Ｈと３６Jの非常口サイドの座席です。
本当は２階の非常口サイドの座席を指定したかったのですが、既に他の方が予約済みだったようでしたので、１階の非常口サイドにしました。
着席してしばらくすると、チーフパーサーの方が挨拶に見えられました。
「こちらこそ、成田までよろしくお願いします。」と声をかけます。
そうこうするうちに、定時の５分ほど前にドアクローズしました。
いよいよ離陸です。
搭乗率は60%程度でしょうか、結構空いている感じがします。
ランウェイというか片方の滑走路をタキシングしながら滑走路の端まで向かいます。
ポーン、ポーン、ポーン、ポーン、と何度も呼び出し音が鳴り離陸直前であることを知らせます。
この呼び出し音を何度も鳴らして離陸を知らせるのは日系の航空会社ぐらいではないでしょうか?
欧州系のエアラインの場合は、CAからのアナウンスがあっても、こんなに何度も呼び出し音が鳴った経験はありません。
欧米人は離陸直前に頻繁に呼び出し音が鳴ると、「何があったんだとう」と逆に不安になりませんかね。
昨日、セスナで何度もタッチアンドゴーを行った滑走路から離陸します。
さすが、エアラインのパイロットです。
まったく不安を感じさせないスムーズな離陸でした。
行きと違い揺れのまったくない安定した飛行です。
ただ、B747-300には個人モニターが付いていないんですよね。
そういうときのために、旅行に行くときはテレビ番組や映画を録画したPSPを持っていくことにしています。
圧縮率にもよりますが、８Ｇバイトのメモリースティックで４０時間分の動画を保存できますので、機内で暇をもてあましたときには重宝します。
離陸して１時間ほどしましたでしょうか。機内食が出てきました。
夜便と違い、ホットミールも付いています。
私はまあまあと思いましたが、妻の口にはあまり合わなかったようです。
おかげで、私は１．５人前を食べることとなりました。
さすがに今回の旅行は強行軍であったため、いつの間にか眠ってしまいました。
気が付くと、シートベルト着用サインが点灯したときでした。
あれ、もう着陸かなと思ったのですがどうも気流の悪いところを通過するようです。
結局、シートベルトサインは消えることなくそのまま着陸しました。
いつも機内ではスリッパをはいているのですが、靴に履き替えることもできず、スリッパのまま着陸するという初体験でした。(*^.^*)
着陸はスムーズだったのですが、スポットが混んでいるようです。
結局スポットインは着陸後25分ほどかかったように思います。
無事帰国しました。
（さて、ヒビの入ったスーツケースはどうなるか･･･。次回最終回です。）
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