シャガール展 | のんびり田舎生活

シャガール展

シャガール展

地元の県立美術館にて開館25周年を記念してシャガール展が開催されています。

チケットを頂いたので、連休中に行って来ました。


油彩、リトグラフとかなりの展示数があって見ごたえがありました。シャガールは色使いや不思議な作風が独特ですが、見ていると故郷ヴィテブスク(ロシア=現ベラルーシ)の街への郷愁や奥さんへの愛がいっぱい感じられます。


リトグラフは「聖書」と「ダフニスとクロエ」の連作の一部が展示されていました。これは確か、10年ほど前にナビオの美術館で見たものと同じでした。日本の美術館が所蔵しているものでした。


シャガールの作家紹介のパネル写真が展示されていたのですが、パリのオペラ座の天井画を描いている写真でした。一度オペラ座の天井画を見てみたいものです。


連休中のシャーガール展はかなり混んでいるかと思いましたが、都会の美術館と違って適度な人出でわりとゆったりと見られました。美術館に併設のレストラン「ミュゼボンヴィアン」ではシャガールにちなんだメニュー のランチとディナーが用意されているらしいです。



人間国宝

こちらの美術館のミュージアムショップにて売られていた人間国宝-染色⑧(2007年3月18日 朝日新聞社発行)を買いました。

江戸小紋の染色家や江戸小紋の元の伊勢型紙彫士の事がとりあげられています。伊勢型紙についてはこちらの美術館の学芸員の方が文章を書かれているそうで、この本がミュージアムショップに置かれていました。


昔は江戸小紋には興味がなかったのですが、最近は一見無地に見える江戸小紋の良さがわかってきました。染色も型彫りも気の遠くなるような作業によって生み出される日本の伝統の良さがぎゅっと集まったような着物なんですね。