[2015年8月10日(月)]

四万温泉では、「積善館 」で日帰り入浴をしました。
共同駐車場に車を停めて歩いて温泉街の奥へ向かうと、赤い橋が目印の積善館に到着。


昭和初期から続く積善館は、「千と千尋の神隠し」のモデルとなった舞台の1つと言われています。
日本最古の湯宿建築は重要文化財です。
日帰り入浴は、10:00~16:00で1,200円。



有名なのが、昭和5年に建てられた洋風・モダンなホール風建設の「元禄の湯」。
大きく取られたアーチ型の窓から差し込む自然光が美しく、大正ロマンの雰囲気です。



扉を開けるとすぐに脱衣所があり、衝立の向こうには5つの浴槽、壁の中に蒸し風呂が2つあります。
浴槽は、定員5人が1つ、2~3人が4つの大きさ。
湯温はすべてほぼ同じで、パイプがないので源泉は足元から供給されて掛け流されているようです。


※写真NGのためサイトからお借りしました

泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩温泉。
四万温泉は胃腸の名湯として知られて飲泉もでき、熱いまま飲むと下痢症に、冷やして飲むと便秘症に効果があるそうです。



日帰り入浴は、玄関右手にある元禄の湯と、館内の岩風呂(混浴)の2ヶ所が可能。
重文の老舗旅館内を歩き、本館の岩風呂に向かいます。



岩風呂は、積善館唯一の混浴風呂。
利根川の青石を壁に埋め込んでいるそうです。
お湯は、黒い湯の花が浮いていました。



岩風呂は40℃くらいでぬるめ、シャワー1基あり。
誰もいなかったのでのんびり入浴できました。



日帰り入浴客は、玄関を出て右手の食事処「積善や」のソファで休憩OK。
歴史資料が展示されている部屋も見学できます。

積善館には他にも宿泊者専用の杜の湯(露天)や山荘の湯(貸切)があるので、いつか宿泊でまた訪れたいと思います。




四万温泉
■ 源泉:明治の湯
■ 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性・中性・高温泉)
■ 泉温:67.4℃(気温8℃)
■ 湧出:自然湧出
■ pH :6.6
■ 形態:加水×、加温×、循環×、消毒×



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